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【FC東京戦プレビュー】~昨季のように、アウェイFC東京戦から変わる~

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前節エスパルスは、湘南と対戦した。序盤からの流れは悪くなかったが、1つのプレーで状況が変わってしまう。23分、湘南の右コーナーキック、松田天馬はペナルティアーク付近を目がけてボールを転がすと、ニアに走り込んだフレイレはスルー。その後ろから菊地俊介に押し込まれて先制を許す。切り替えたエスパルスは44分、鄭大世が石毛秀樹とのワンツーからシュート。これがディフェンスに当たり、こぼれたところを金子翔太が反応して同点に追いついた。だが、その直後だった。再びコーナーキックから、今度はフレイレに決められて逆転される。後半にも松田にゴールを決められて、またしても今季初勝利とはならなかった。

前節は、流れの中での失点はないが、コーナーキック2本、そしてスローインから1本とセットプレーから3失点してしまった。特に先制された1本目のコーナーキックは、「何かをやってくるのは分かっていた」と選手は口々にそう話すが、止めることができなかった。今週はミニゲームの中にもセットプレー練習を含めるなど、弱点克服に向けてすぐに動き出している。「集中力と、相手が色々とやってくることに対して予測ができているかどうか」とヤン ヨンソン監督は、注意点を話している。「内容は決して落ち込むようなものではなかった」と指揮官が話しているように、あとはその勝負どころで力を発揮できるかにかかっている。

FC東京は前節浦和と対戦。前半は永井謙佑のスピードを生かした攻撃を見せるFC東京。20分には、自陣でボールを受けると前を向いてドリブル。そのまま最後はシュートを放つがGKの正面。後半にチャンスも決めきれなかった永井は、62分に久保建英と交代。すると75分だった。カウンターから久保が一度はディエゴ オリヴェイラへのスルーパスを選択するが、これは上手くつながらずボールがこぼれる。このボールを拾った久保は、すぐにプレーを変えて今度は左サイドを走る東慶悟にスルーパス。東のクロスからオリヴェイラが頭で決めてFC東京が先制。このまま90分が過ぎるも、後半アディショナルタイムに山中亮輔の絶妙な折り返しから森脇良太に決められてドロー。FC東京は勝ち点2を取りこぼすことになった。

久保は前節こそU-22代表から合流直後だったこともあり先発を外れることになったが、それまでの4試合は先発出場をしており、ここまで1アシストを記録するなど、完全にFC東京の攻撃陣を操っている。代表で同僚だった立田悠悟も「技術ではチームでも一番高かった」と話すように、「17歳の選手」と見ると痛い目に遭うことだろう。

FC東京はこれまで5試合で3勝2分と負けがない。この状況で、相手に初黒星を付けることが、選手たちにどれだけ自信がつくことだろう。昨季、第28節アウェイでの対戦では、65分エリア外からドウグラスの強烈なシュートに、GKが弾いたところを北川航也が押し込んで先制すると、81分にはドウグラスがエリア内で倒されてPKを獲得。これを自ら蹴って2点目を奪うと、守備陣も最後まで守りきって快勝した。そこから、最終戦まで負けなしでシーズンを終えている。今回も、FC東京に勝利して、この悪い流れを断ち切りたい。


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2019明治安田生命J1リーグ 第6節   
4月6日(土)14:00キックオフ 

FC東京 vs. 清水エスパルス 
@味の素スタジアム

<放送>
DAZN


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