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【磐田戦プレビュー】~平成最後のダービーは気持ちで戦う~

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49回目のダービーが始まる。鹿児島キャンプでの練習試合で勝利し、また先日行われたルヴァンカップ第2節でのダービーでも1-0で勝利した。そして、今回は昨季のリーグ第29節からの公式戦のダービー3連勝を目指して戦うことになる。

エスパルスは前節FC東京戦に臨んだ。前半からエスパルス優勢で試合が進むと、後半開始直後だった。金子翔太が右サイドで粘って、後ろに下げる。ヘナト アウグストがワンタッチでクロスを送ると、ニアで北川航也が技ありのヘディング。GK林彰洋をあざ笑うかのように、ふわりとしたボールがゴールに収まりエスパルスが先制。しかし、FC東京はナ サンホ、ジャエルの2枚替えを行うと、75分にそのナ サンホに決められて同点。さらに、ジャエルのラストパスからディエゴ オリヴェイラに決められて勝ち点を持ち帰ることができなかった。

先制しても勝てない。内容でも、チャンスの数でも相手を上回っても勝てないという苦しい状態が続いている。これでリーグの未勝利は、開幕から6試合となってしまった。

一方の磐田は湘南と対戦した。39分にスルーパスに抜け出した小川大貴が角度の無いところからシュートを放つと、ディフェンスに当たってコースが変わりゴールに向かうがGK秋元陽太が抑える。前半の見せ場はこれくらいで、両チームともチャンスをほとんど作れなかった。だが、ようやく後半にゲームが動いた。72分、右サイドで大久保嘉人が粘って松本昌也に出すと、その松本がゴールライン際をドリブル。ゴール前に折り返すと、ディフェンスに次々と当たってコースが変わり、ボールは秋元の股下を抜けてゴールに転がり込んだ。さらに、後半アディショナルタイム、湘南の松田天馬のFKをキャッチしたカミンスキーは、前線のスペースにロングスロー。GK秋元は磐田ゴール前まで攻撃参加しており、湘南ゴールは無人だった。スピードを上げて駆け上がったロドリゲスがワンタッチで蹴り込んでダメ押し。磐田は今季リーグ初勝利を飾った。

磐田は、続くルヴァンカップでも松本に3-1と危なげなく勝利し、現在公式戦2連勝中。川又堅碁、大井健太郎という攻守の要が負傷欠場してもなお、結果を出しており、チームとして勢いに乗っていることは間違いないだろう。

エスパルスが初勝利するために大事なことは、まずは失点をしないことだろう。失点の時間帯を見てみると、15分まで失点をしていないが、16分から75分までの時間帯に失点が急激に増える傾向にある。そして、終盤の15分は1失点しか喫していない。つまり、試合の最初と最後という集中しなければいけない時間帯は抑えられていることになる。よって90分を通しての集中力ということが大事になることは間違いない。

試合前日練習では、三保のグラウンド1周を取り囲むように横断幕が飾られていた。選手たちにその想いは伝わっているだろう。ダービーを戦う上で必要なものは、最後は気持ち。「サッカーが上手い下手とか関係なく、どちらが走りきれるか、球際でボールを奪うことができるか」と北川も言う。プレーだけでなく、気持ちを全面に出して、このダービーの1勝から巻き返しをはかる。



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2019明治安田生命J1リーグ 第7節   
4月14日(日)15:00キックオフ 

ジュビロ磐田 vs. 清水エスパルス 
@エコパスタジアム

<放送>
DAZN/静岡放送
FM Haro!/SBSラジオ


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