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【鹿島戦プレビュー】~限定ユニフォーム最後の試合を勝利で飾る~

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エスパルスは前節川崎Fと対戦した。14分にはレアンドロ ダミアンにあっさりと先制を許してしまい、第23節・札幌戦の悪夢がよぎる。しかし、その時とは明らかに違った。30分に、ボックス手前でフリーキックのチャンスを得ると、キッカーはドウグラス。左足から放たれたボールは、きれいな弧を描いてゴールに吸い込まれた。さらに、65分には、ヘナト アウグストが前線にボールをカットし、そのままショートカウンター。ドウグラスのスルーパスからヘナトがゴールに押し込んだ。

その後、途中出場の小林悠にゴールを決められ、昨季の王者から勝ち点3を奪うチャンスを逃したが、アウェイで堂々の勝ち点1。この勝ち点1を価値あるものにするために、今節が大事になることは間違いない。

一方の鹿島は、前節ホームにG大阪を迎えた。33分に、GKのロングキックからアデミウソンに抜け出されてゴールを奪われてしまうが、44分に土居聖真のラストパスを受けたセルジーニョがニアに豪快に叩き込んで同点。58分には、小池裕太のシュート性のクロスを、伊藤翔がGKの鼻先で合わせて逆転に成功する。しかし、73分にパトリックにPKを決められてドローに終わった。

先制から逆転したが、最後にドローに持ち込まれてしまう。エスパルスも、鹿島も前節は同じような状況で迎えることになり、ともに勝利が欲しい試合になるだろう。現在2位の鹿島は、30日にFC東京が名古屋に勝利したため、現時点で勝ち点差は7に開いている。優勝を狙うためには、ここは着いていきたいところだろう。だが、それを簡単に許すわけにはいかない。

ただ、鹿島はこの1週間に、もう1試合行っている。28日にAFCチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦・広州恒大戦を行っている。アウェイに乗り込んだ一戦は、前節のメンバーからブエノ、名古新太郎、小池の3人のみの入れ替えたほぼベストメンバーで戦っている。広州恒大の再三のチャンスをGKクォン スンテがファインセーブで無失点に抑え、アウェイで貴重な勝ち点1を持って返ってくることになった。

鹿島は今節まで中3日まで行うため、メンバーにも変更があるかもしれない。しかし、篠田善之監督は「誰が出ても、鹿島は鹿島。選手によって個々の特徴は違うと思うが、やっていることは変わらない」と警戒する。前回対戦でも、3分に中村慶太の直接フリーキックがゴールを認められないと、その直後から鹿島の猛攻。10分に土居がゴールを決めて鹿島が先制。その後も69分に安部裕葵、72分に安西幸輝と3失点完敗。鹿島の勝負強さにやられてしまっている印象だ。

鹿島には、15年の開幕戦から勝利がない。ところが、ここ数試合は勝つチャンスがなかったわけでない。前述のように、中村のフリーキックが決まっていれば展開は変わっていたであろう。その前、18年の試合では北川航也、ミッチェル デュークのシュートがポストに当たるなど、ゴールに迫りながら仕留めることができずに、後半アディショナルタイムに西大伍のゴールで敗れている。勝利まで迫っていることは間違いない。今節も、チャンスは作ることができるだろう。あとは仕留めるかどうか。清水港開港120周年記念 2019LIMITED UNIFORMを着る最後の試合を、勝利で終えたい。


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2019明治安田生命J1リーグ 第25節   
9月1日(日)18:00キックオフ 

清水エスパルス vs 鹿島アントラーズ
@IAIスタジアム日本平

<放送>
DAZN/エフエムしみず

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