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【横浜FC戦プレビュー】~ここで再び盛り返そう!~

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前節の横浜FM戦に続き、横浜勢との2連戦となる。

その前節は、ピーター クラモフスキー監督とアンジェ ポステコグルー監督の師弟対決や、タイ向けプロモーション、2020Limitedユニフォーム、さらにエスパルスのチーム記録がかかっていたことなど、試合前から様々な注目を浴びる試合だった。

試合は前半2分にジュニオール サントスの自陣からドリブルに、ヘナト アウグストが振り切られ、そのままシュートを打たれてはや失点を喫してしまう。しかし、12分に西澤健太が、ボックス内でワンタッチから右足を振り抜いてニアに突き刺し同点に。19分に前田大然にヘディングシュートを決められるが、44分に金子翔太のクロスがオウンゴールを誘発し、前半のうちに同点に追いつく。後半に入り、84分にサントスに決めれて勝ち越しゴールを許すと、86分にもゴールを決められリードを2点に広げられる。だが、90分にコーナーキックの流れから最後は金井貢史が押し込んで1点差。アディショナルタイムに入って怒涛の攻撃を見せ、ゴールまであと一歩のところまで迫るが、決めきることができずに試合終了。エスパルスは、5試合負けなしが続いていたが、6試合ぶりの敗戦となった。

ただ、この試合で得たものも大きい。昨季のチャンピオンである横浜FMに真っ向勝負を挑んで、相手を追い詰めるところまではできていた。さらに、最後の最後まで試合を諦めない、粘り強さも見せられた。この試合を糧に、今節に向けて高いモチベーションで挑むことになるのは間違いないだろう。

一方の横浜FCは、前節鹿島と対戦した。試合が動いたのは25分だった。袴田裕太郎が左サイド深くでボールを受けると、そこから一美和成につなぎ、混戦になったところを最後に皆川佑介が押し込んで横浜FCが先制。鹿島は、一美のハンドを主張するも、判定が覆ることはなかった。横浜FCは、これまで先制した4試合は2勝2分と負けがなく、このラッキーな先制点でかなり優位に立つことになった。

48分にはレオ シルバのクロスを和泉竜司が胸トラップからシュートも六反勇治がセーブ。逆に57分には、六反の低い弾道のパントキックから、松尾佑介が抜け出してシュートを放つが枠を捉えることができず、横浜FCも得点のチャンスを逃す。最後は、横浜FCが守りを堅め、鹿島の猛攻を耐えた。横浜FCがシュート3本で1点を奪ったのに対し、鹿島にシュートを13本打たれたものの無失点。横浜FCは2連勝で、アイスタに乗り込んで来ることになる。

なお六反は契約の関係で出場することができないが、15年までエスパルスに所属していたカルフィン ヨンアピン、14年まで所属していた瀬沼優司とは対戦するチャンスがあるかもしれない。

いずれにしてもエスパルスとしては、前節チームJ1通算1,300ゴールを達成したものの、未だ足踏みが続いているJ1通算400勝を、今節こそ達成することが求められる。J2時代を含めこれまで公式戦で4度対戦し3勝1分と1度も負けていない横浜FCを倒して、ホームで記録を達成したい。


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2020明治安田生命J1リーグ 第12節   
8月22日(土)18:00キックオフ 

清水エスパルス vs. 横浜FC
@IAIスタジアム日本平

<放送>
DAZN/エフエムしみず/SBSラジオ

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