こんにちは!今回はマツコーチが担当いたします。宜しくお願いします。
※この原稿は4月16日に書いたものになります。
今年度から、10年間在籍した藤枝エリアから静岡エリアに異動となりました。
新しい環境でのスタートを、それはもう溢れんばかりの期待と気合を持って心待ちにしておりました。
ところが、そうなのです。新型コロナウイルスの猛威は治ることなく拡大する一方で、スクール活動も休止を余儀なくされてしまいました。とても残念でなりませんが、子どもたちや保護者の皆様もきっと同じ気持ちであろう。本当に早く終息しないものかと思うばかりです。
4月の初め、ひとりで自転車に乗って散歩に行ってみました。
特にあてなどありませんでしたが割と近くにある公園へ向かうことにしました。道中の桜もすっかり葉桜となりつつじも咲き始め季節の移り変わりを感じました。
公園に着くと、そこは桜の木がたくさん並んでいました。こちらの桜もだいぶ散ってはおりましたがずらりと並ぶ桜並木はなかなか壮観でありました。池の中央では噴水が水柱を上げ力強さを感じます。岸辺を歩くと散った桜の花びらがゆらゆらと漂っています。腰を下ろし水面をぼんやり眺めていると、妙に落ち着き心が洗われていく自分に気がつきました。
「人の生を受くるはかたく やがて死すべきものの いま生命あるはありがたし 仏法を耳にするはかたく 諸仏の世に出づるもありがたし」
お釈迦様の言葉であり生きていることはあたりまえではなくありがたいこと、という意味だそうです。今まで当たり前のように指導をしていたことがどんなにありがたいことかを日々痛切に感じます。
今は日本中、いや世界中が大変な時だ。もっと厳しい環境の地域もあるだろう。精一杯、出来る限りの最高の一日を過ごそう!一日一日を無駄にすることなく感謝の気持ちをもって過ごそう、と心に決め今を過ごしています。
スクール生のみんなも、今できることがあるはずです。できる限りの準備をして来るべき再会の日まで過ごしましょう。
そして、絶対にまた思いきりサッカーを楽しもう!
皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。
マツコーチでした。