皆さん、こんにちは。
今回はアンパンコーチこと今泉が担当させていただきます。
新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、感染された方々の一刻も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。
今回のコロナウイルスでは、いろいろな方々が影響を受けていることと思います。様々なものが転売されたり、間違った買い込みをしたりすることによって、本当に必要なご家庭に商品が届いていないこともありました。
私たちエスパルスサッカースクールにも様々な影響が生じています。他のJクラブサッカースクールも影響を受けており、Jクラブの仲間と協力しながら情報を共有し活動を進めております。
Jクラブの仲間と共に(2019.8 清水サマーフェスティバル)
エスパルスサッカースクールは3月1日~3月19日まで休校となりました。活動を自粛していた時間、皆さんはどのように過ごしていたのでしょうか。エスパルスドリームフィールドでは、毎日元気な子どもの声が鳴り響いていた環境が全くと言っていいほど変わってしまいました。
車で街を走っていると、子どもの姿が見えないことへの不安を感じました。もちろん学校も休校となり外出を自粛しているので、外で子どもの姿が見えないことは確かなのですが、子どものいない世界を考えると、先がない未来を生きているようにも感じ、精神的に苦痛をも感じました。私たちにとって子どもたちは、色々な才能の持ち主で、世界の宝ものだと改めて感じました。
世界中の子どもたちが宝もの(2019.12 タイサッカークリニック)
この新型コロナウイルスについて、またこの状況について一人一人いろいろな想いを持っていると思います。私はこの状況を試されているようにも感じています。この状況で、『今何ができる?何をしなければならない?』などいろいろと考えさせられました。
発想の転換で、この状況でしか思いつかないこと、この状況だからやれること、この状況によって徹底されたことなどもいろいろとありました。この環境でいろいろな事を改めて学ぶことができました。
ピンチをずっとピンチと思っていれば、常にリアクションに回ります。ですが、ピンチをチャンスと考える事ができれば、自分からのアクションに変えることができます。
今回卒業式を行えなかった皆さん、卒園式を通常のようにできなかった皆さん、この時間は、皆さんの人生の1ページに残る時間になると思います。この特別な日をどのような日にするかは皆さんの考え方一つです。ぜひとも前向きな思考で過ごしてほしいと思います。
雨は必ずやみますし、明日が来ない日はありません。
スポーツをプレーする皆さん、支える皆さん、観戦する皆さん、またサッカー関係者の皆さん、スポーツがない社会は面白くありません。スポーツは無限の力を秘めています。今はしっかり地中深く根を張り、再開のための準備をしましょう。そして再開の際は皆さんで大いに盛り上がりましょう。
今こそ心ひとつに(2019.11 J1リーグ大分戦)
満員のアイスタでの再会を願って・・・