こんにちは!
今回のスクールブログは静岡エリアのやすコーチ(安田)が担当します。
突然ですが、やすコーチは3月末をもって、エスパルスを辞めることになりました。約3年間、様々な面において皆様のご協力やご理解があったからこそ、ここまで続けてくることができました。本当にありがとうございました!!
今回のブログではスクール生のみんなや保護者様、そして、いるかは分かりませんが隠れやすコーチファンの皆様に僕が人生の中で一番大切にしている【言葉】をお伝えしたいと思います。
長くなるかもしれないので、お手洗い等をあらかじめ済ませておいてください。もし飽きたら途中で読むのを止めて、やすコーチが大好きな「サウナ」にいって、そのモヤモヤ感を汗と一緒に洗い流していただけたらと幸いです。(笑)
本題に入ります...
一番大切にしている言葉は
【有難う】です。
ん、ん、
漢字? なんて読む?、やすコーチ、「学校でこの漢字習ってないよー!!!」
などこの時点ですでに若干モヤっとするかもしれません。
【有難う】=ありがとう です。
この言葉は僕が高校時代(愛知県立熱田高等学校)にサッカー部の顧問の先生から教えていただいた言葉です。
当時、先生は次のようにこの言葉について話をしてくれました。
「ありがとう」は漢字で書くと「有難う」
【有る】ことが【難しい】
つまり、みんなが普段生活をしていて、ありがとうと感じられることは実は世の中や世界全体で見たら、もしかしたら【有る】ことが【難しい】、すごく貴重なことかもしれない。
「ありがとう」の反対は「当たり前」
だから、常に「ありがとう」を増やさせるように日常に感謝すること、そして今みんなが「当たり前」と感じていることの中にきっと【有難う】が入っていると思う。
母が毎日弁当を作ってくれる、試合会場まで送ってくれる…など
こういったことが「当たり前」になっていないか??
もしかしたら、好きなサッカーができること自体【有難う】かもしれないな、、、
大分省略していますが、今でもこのような話をしてくれた覚えがあります。
先生は練習の終わりにこういった人生観や哲学などについて本当にたくさん話をしてくれました。
正直、先生からサッカーでこういうこと教えてもらったとか、こんなアドバイスをしてもらったという記憶よりもサッカー以外での学びが数多く鮮明に頭の中に残っています。
※当時部員は120名弱、Aチーム(30名弱)とBチーム(90名弱)、平日練習を先生が観てくれるのは基本AチームでBチームは自分たちで練習を考えなければいけなかった。
※やすコーチ、Bチームのキャプテン、練習を考える毎日、3年生の4月にAチームに昇格、Bチームの他メンバーから練習を考えるやつがいなくなるという意味でかなり名残惜しまれる。(笑)
この話を聞いてからこれまでの人生で【有難う】を大切にしてきました。
すると、ふと気が付いたときにあることを感じました。
それは、【有難う】の感謝の気持ちを常に持つことで、どんなところに行ってもどんな環境になっても僕の周りの方たちの【支え】がいつもあるということです。
やすコーチは凄くいろいろなことを経験させてもらっています。
大学時代に留学や海外ボランティア→一般企業に入社→サッカーの専門学校に通う(数多くのチームでインターンシップを経験)→ザスパクサツ群馬でマネージャー→そしてエスパルスでの今 などなど
海外ボランティアの帰り際に変な人に絡まれて危うく帰国できなくなりそうな状況にもなりました。(笑)
本当に色々なことがありました。困難なこともたくさんありました。
色々振り返ってみると、自分ひとりで何かを成し遂げたことや達成したことなどほとんどないと思います。
強い人ならどんな逆境でも一人で立ち向かっていけると思います。
【強さ】を身につけることを目指すべきかもしれません。
ただ僕はそんなに強い人ではないです。だから、どんなときも自分の周りの方たちが【支え】となってくれたおかげで、今がある、これは間違いないと思います。
きっと高校時代に先生が教えてくれた【有難う】の気持ちを大切にしてきたからこそ、周りの方たちの協力や助けが数多く得られたのかなと思います。
僕と同じ感覚の人たちがいたら、感謝の気持ち【有難う】を大切にしてほしいです。
今後の人生もいろいろなことが起きるはずです。嬉しいことも辛いことも…
どんな状況、環境になってもこの価値観を大事していきたいですし、今後は自分が多くの人たちを【支える】立場、人間になりたいと思います。
最後になりましたが、エスパルスを通して僕を支えてくださった全ての皆様に感謝しています。
本当にありがとうございました!!