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JR清水駅にて

今回はマツコーチ(松尾)が担当いたします。よろしくお願いします。


仕事柄、JR清水駅に立ち寄ることが多いのですが、ある日のこと、駅の東口を出ると、ふと気がついたのです。
「あれは?なんだ?」と。

見上げると、何やら金属の棒がいくつも組み合わされてあり、うごめきながらキラキラと輝いています。近づいてみると作者の名前と作品のタイトルを冠したプレートがありました。

「この空のもとで」となっています。










視線を上げると、通りの向こうにも何か見えるではありませんか。
直径5mくらいはあるだろう円状の作り。そそくさと駆け寄り確認してみるとここにもタイトルと名前がありました。
こちらのタイトルは「空のむこう」。
作者はいずれも「西野康造」さんという彫刻家の作品とわかりました。二つの作品は清水駅のシンボルとして2007年に制作されたそうです。











彫刻家である西野康造氏を調べてみました。
西野氏のコンセプトを拝読させて頂くと、「私は、何か空気や風を感じさせるものをつくりたい。私の彫刻は、それらの大気に抱かれながら生きている私たち人間をも表現するものであってほしい・・・(西野康造オフィシャルサイトより抜粋)」とありました。

うーんなるほど。確かに二つの作品にそのコンセプトを感じることができる。(ような気がする。)作品を通して想いを伝えてしまう芸術家とはさてもすごい人であるなあ、と感慨を深める一方でふと思い立ったこともありました。

それは「コンセプトを表現する」という作業、これは我々コーチの仕事でもあるのです。

子どもたちに「価値ある運動」を提供し、「健全育成」を図る中で「サッカーの楽しさ」を味わってもらう。これは我々エスパルスのコーチのコンセプトであり使命でもあります。我々コーチはこのコンセプトを子どもたちに伝えるためメニューを立案し、指導を展開しています。子どもたちの成長は、かけがえのないものであるので身の引き締まる想いがします。


子どもたちが、「この空のもとで」、時空を超えた「空のむこう」までずっとずっとサッカーを、そしてエスパルスを愛してくれるよう日々精進を重ねて参ります。どうぞ今後ともご理解とご協力をお願い申し上げます。



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