NEWSニュース

好久不見(お久しぶりです)from CHINA

今回のブログは、中国から井上コーチがブログを書きます。

2018年5月に中国遼寧省瀋陽市にある李鉄足球倶楽部に指導者派遣として来てから、早いもので1年半が過ぎました。

昨年11月に赴任5ヵ月の海外生活の様子やチームの紹介を、このブログを通して書きました。
今回も、海外生活の様子や李鉄足球倶楽部の話をさせてもらいます。




<U12集合写真>



中国の生活において、12月・1月のマイナス20℃近い寒さには驚きましたが、今の季節はとても空気が澄んでいて心地よい気候です。相変わらず交通量の多さと排水システムが整備されていないなか、道路の洪水や停電、断水は日常的にあります。
しかし、赴任当初とは違い、少し言葉を覚え一人でタクシーや電車にも乗れ、食事等で困ることは少なくなり、休日には電子マネー決済のレンタル自転車でガイドブックに載っていないような名所を訪ねる事が出来るようになりました。




<洪水の様子>




<レンタル自転車>



ここ李鉄足球倶楽部関係者が、当初から日本人の私を温かく迎え入れて親切に接してくれたおかげで、指導スタッフ、選手、保護者、現地の友人とも会話が増えて多くのコミュニケーションが取れるようになりました。




<エスパルススタッフ中国訪問時の歓迎セレモニー>



サッカーの指導においても、双方向のコミュニケーションが増えた為、選手や現地のスタッフと本心で意見交換が出来るようになり少しずつ信頼関係が構築出来るようになりました。

もちろん国や文化、育った生活環境が違うため、相手の立場や考えを全て理解することは難しいですが、お互いにサッカーというツールで尊重・尊敬しながらリスペクトの心を忘れずに持つ事が重要だと改めて感じました。

海外の中国に来て、改めてサッカーの持つ力、人と人のつながり、手を取り合う大切さ、その先の価値を感じる事が出来ました。




<U12広州遠征>



中国におけるサッカー指導においては、赴任した当初、指導者や選手達は目先の勝利への喜びには満ち溢れているものの、サッカーに必要な習慣(課題抽出、改善、長所、短所、分析、継続など)、育成年代におけるサッカーの原則や、人の話を聞く姿勢や集中力が少し日本人と違っていました。使用する道具の管理や感謝の心、日本では当たり前の習慣である片付けや周りへの気遣いや挨拶の重要性。何よりサッカーを楽しむ心と笑顔が必要だと感じました。

「やらされるではなく、何が大切かを感じて考え、自ら進んでやってみる」
ごく基本的な指導や教育から始めて1年半。現地スタッフや選手に少しずつ浸透し、少しずつ手応えを感じているところです。ただ、伝わっていると思ったら伝わっていなかったなど、どのような方法で歩み寄れるか、まだまだ日々試行錯誤しています。

アジア、日本、中国サッカーのレベルアップがエスパルスの発展につながり、双方の選手たちが競争し成長しあい、サッカーを通してみんなが笑顔で喜んでもらえることを目指しています。




<U8選手>




<U12選手>



スクール生のみんなも、仲間と一緒に笑顔でサッカーを楽しんでくださいね。
みんなの笑顔に会えるのを楽しみにしています。

『加油(頑張れ)』




<李鉄代表と>






<U12試合前の様子>






<?南区学校体育講師 講義と実践指導の様子>






<U8 遼寧省リーグ戦(クラブ立ち上げ初優勝)>




<おまけ: 瀋陽で買い物中、ポッキーの種類の多さに驚きました!>

ニュース一覧

あなたにオススメのニュース