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鹿児島キャンプ6日は、白波スタジアムで磐田とのダービーとなった。
1本目は、新加入の権田修一、原輝綺、鈴木義宜、片山瑛一、中山克広、チアゴ サンタナの6人が入る布陣となった。11時1分、エスパルスボールのキックオフで試合がスタート。
序盤からチャンスを掴んだのはエスパルスだった。右サイド中山の横パスを受けた後藤優介がボックス外からミドルシュート。GKにセーブされるが、立ち上がりは悪くない出来だった。
8分から磐田に3連続でコーナーキックを与えてしまうが、その全てを跳ね返してシュートを打たせないなど、ディフェンスはびくともしない。また、流れのなかでもディフェンスと中盤の4-4のブロックは一糸乱れずコントロールされており、また前線の2枚も前からプレスをかけて何度もボールを奪い返していた。
23分には、片山が自陣から前線にロングボールを入れる。サンタナが競り勝ち、ボールを受けた後藤優介が右サイドに展開。中山が自慢のスピードで持ち運んで、ゴールライン付近からシュートを放つが、ディフェンスにブロックされる、そこから連続でCKを獲得し、最後は原が頭で合わせる。
守っても、鈴木義は定評のあるシュートブロックでゴールに近づけず、権田は常に大声でディフェンスを動かし、前半は彼の正面に飛んだシュートを含め2本に抑えた。
1本目は、ゴールこそ奪えなかったが、新戦力の色が出て、終始エスパルスのペースで終了する。
2本目は、ヴァウドに代わって立田悠悟、中山に代わって金子翔太、さらに後藤優介に代わって鈴木唯人と3人が入れ替わった。序盤は磐田にボールを持たれるシーンも目立ったが、4分に西澤健太がエリア内から縦にドリブルを仕掛けてシュート。これはGKにセーブされるも、ここで流れを引き戻した。7分には、西澤の左コーナーキックから鈴木義が頭で合わせる。昨季多くの得点を奪ってきた西澤のセットプレーから、その後もチャンスを作り続ける。だが、枠内シュート数を次々と重ねるが、GKのファインセーブなどもあり、あともう少しのところでネットを揺らせずにいた。
終盤にミドルシュートを打たれるも、権田がセーブ。そこを含めても、ディフェンス陣が崩される場面はほぼなく、2本目まではスコアレスで終了した。
2本目途中から入ったディサロ燦シルヴァーノを除く全ての選手が入れ替わった3本目。2分に滝裕太が左サイドから抜け出してGKと1対1の状況でシュートを放つが、ボールはゴールのわずか右を通過。序盤に惜しいチャンスを作ったが、そこからは防戦一方の展開となった。ゴールを守った永井堅梧のファインセーブで何度もピンチを防いでいたが、34分だった。磐田の右コーナーキックのこぼれ球をボレーで豪快に決められて、先制を許してしまう。
悪い流れは、その後も続いていた。途中出場した石毛秀樹も、「上手くいっていないのは外から見ても分かったが、ピッチに入ってみても全然上手くいっていないと感じた」というように、試合を変えるきっかけすら見つからない状況だった。
そんななかで、45分に右コーナーキックを獲得。これが最後のチャンスとなる。石毛の右足から放たれたボールは、ゴール前の絶妙な位置に飛ぶと、中央で福森直也が頭で合わせて同点に。1、2本目の選手の多くが90分出場するなか、福森は45分の出場。その悔しさに加え、相手は磐田ユースの選手が大半を占めるメンバー構成。「何かしら結果を残さないといけない」という気持ちの現れたゴールだった。
その直後に試合終了の笛が鳴り響く。45分×3本のトータルスコアは1-1。結果的にダービーに負けはしなかったが、勝つチャンスがありながら勝ち切ることはできなかったという悔しさも残る。収穫と課題、それぞれが出た試合になった。
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