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アプリ【三保通信】from石毛秀樹「キツさの中に“楽しさ”を感じる瞬間がある」

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三保グラウンドで日々汗を流す選手たちからファン・サポーターの皆さんへ、近況報告をお届けします。


今回は石毛秀樹選手のインタビュー記事をWebでもご紹介します!


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エリートリーグの開幕戦(vs水戸)に出場しました。今シーズン、リーグ戦にもルヴァンカップにもなかなか絡めず、コンディションを上げるのが難しかったですが、今の自分がどれぐらいプレーできるのかを確認する良い機会になりました。


チームが始動したばかりの頃は、まだ脚に違和感が残っていたりして、自分としてもやりきれていない部分がありました。でも、だんだん違和感も取れてきて、今日の試合では最後まで走れたし、キツイなりに頑張れたかなと思います。


得点シーンは(大久保)択生くんと目が合ったので、最終ラインの裏に蹴ってもらい、潰れながら繋いで(後藤優介の)ゴールに。記録としてアシストにはならないですけど、一つ得点に絡めたのは良かったです。


この試合でのプレーが良い評価に繋がったらうれしいですけど、その判断をするのは監督やスタッフ陣。もし監督が、俺のプレーを見て「チームのためになる」と考えたらメンバーに入れてくれるはずだし、もし状況があまり変わらなかったとしても、自分はできることをやり続けるだけ。そこで投げやりになったり、くさってしまったら、“未来の自分”に対して無駄な時間を過ごしてしまうことになるから。



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もちろん試合には出たいし、試合に絡めていない今を「良い状況」とは言えないけれど、それに対して「ツラい」と思う時期はもう、終わりました。


今は「自分と向き合う時間」だと思いながら日々過ごしているし、自分のためにコンディションを上げて、楽しくサッカーをしたい。そういう姿勢が、いざメンバーに入った時のための準備にも繋がると思っているし、試合で使ってもらえたら、他の選手とはまた違った特徴を出せる自信も持っています。


「試合に絡めない=ツラい」っていう感情から自分を解放してあげられるようになってからは、本当に自分自身と真っ直ぐに向き合うことができています。だから今日の試合も、久々に「サッカーをやってるな」って心から感じることができた。サッカーって、プレー中はキツイなって思っても、そのキツさの中に“楽しさ”を感じる瞬間がたくさんあるんです。ずっとケガが続いていたから、試合後の疲労さえも心地よくて、この疲労を感じられることもうれしいなって。


とにかく、くさらず、自分のためにできることをしっかりと。その先に監督や周りの人からの評価があって、試合に出て活躍することに繋がっていけばいいなと思います。


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