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【徳島戦プレビュー】~今度こそホームでサポーターに勝利を届ける~

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エスパルスは、公式戦2連勝でホームアイスタでの試合を迎える。


直近の試合は、ルヴァンカップ グループステージ第2戦仙台戦。前半は堅い試合となり相手を崩すところで苦しんだが、後半に途中出場の選手が躍動する。70分に、その交代選手の一人である鈴木唯人がハーフライン付近でボールを奪ってそのままドリブルを開始。ボックス付近、ディフェンスが寄せてくるも構わずシュートを放ち、ゴール左隅に決めた。この鈴木唯のプロ初ゴールを守って今季初の完封勝利。また、ルヴァンカップでは未だ無失点が続いている。


そこから1週間の準備期間を経て、今度はアイスタでリーグ戦に臨むことになる。ただ、これまで、ホームは2分とまだ一度も勝てていない。前回のホームゲームでは鳥栖と対戦し、前後半合わせてシュート1本に終わるなど、サポーターを喜ばせる出来だったとは言えない。また、その前の福岡戦では勝ち点3を手中に収めかけたところで、アディショナルタイムの痛い失点で勝ち点2を取りこぼしてしまった。3度目の試合で、今度こそ新しいエスパルスの強さをサポーターに直接見せたいところだ。


対する徳島のリーグ前節は、歴史的な試合になった。横浜FCを相手に42分、岸本武流のクロスがファーに流れると、相手ディフェンスのオウンゴールを誘発して先制に成功。後半に、コーナーキックから袴田裕太郎に同点ゴールを決められるが、73分にカウンターから最後はGKと1対1となった宮代大聖のループシュートで勝ち越し。徳島は、これがJ1復帰後初勝利。それだけでなく、14年のJ1初参戦では達成できなかったホームゲームでのJ1初勝利となった。その勢いを持って、アイスタに乗り込んでくる。


徳島と対戦するのは16年、エスパルスがJ2時代だった時の最終節まで遡る。それは勝てば自力でJ1昇格を決められる試合だった。犬飼智也のゴールで先制するも、直後に藤原広太朗にミドルを決められて同点。勝ち点差で並んでいた3位の松本の追い上げを気にしながらのしびれる展開となったが、73分に交代出場の金子翔太が鄭大世のクロスに合わせて突き放す。試合は、その1点を最後まで守り抜いてエスパルスの勝利。J1に1年で復帰を果たした。


その値千金のゴールを決めた金子は、今度は今季エスパルスのホーム初勝利に向けて、「アウェイが続いていたので、みんなホームで試合がしたい、ホームで勝ちたいとみんな思っている。良いパフォーマンスを見せて、必ず勝ち点3を取りたい」と言う。続けて「自分のゴールで勝つということがサッカーをやっている醍醐味なので、そこは常にチャレンジしていきたい」と意気込んでいる。金子のゴールが今季ホーム初勝利を引き寄せてくれるかもしれない。


リーグでは6試合を終えて現在2勝2分2敗と全くの五分の成績。そこから一つ抜け出すのは勝利数にしたい。権田修一、原輝綺と、それぞれの代表で活躍した選手たちもチームに戻ってきた。2人が代表で活躍するなか、刺激を受けた選手も多いことだろう。今節から始まる4月の連戦、まずは白星スタートで決めたい。


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2021 明治安田J1リーグ 第7節

4月4日(日14:00キックオフ

清水エスパルス vs. 徳島ヴォルティス

@IAIスタジアム日本平

<放送>

DAZN

エフエムしみず

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