NEWSニュース

【広島戦プレビュー】~広島に借りを返し、ホーム初勝利、そして4月初勝利を奪う~

©︎︎︎S-PULSE

エスパルスが公式戦で最後に勝利したのが3月27日のルヴァンカップ仙台戦。つまり4月に入って勝ち星を挙げられていない。チームに関わる全ての人が勝利に飢えていることは間違いないだろう。


エスパルスは、直近のリーグ戦で湘南と対戦。前半からゲームを支配すると、60分にチアゴ サンタナのゴールで先制するが、なかなか追加点を奪うことができない。すると、88分に湘南に7年ぶりの復帰となるウェリントンに豪快なヘディングを叩き込まれ、土壇場で同点に追いつかれた。


「勝ち点2を失ったという印象」とロティーナ監督が悔やむように、最近では勝ちきれない試合が続いている。これで公式戦4試合連続ドロー。指揮官は続けてこう語る。「サッカーには2つの重要な局面がある。1つはエリアからエリアまでのプレー。もう1つはエリアの中でのプレー。エリアからエリアまでは良いプレーができているが、エリア内の精度が足りない」。


振り返ると、ルヴァンカップ前節の横浜FM戦でも、同じような現象が起こっていた。ゲームは横浜FMに支配されていたが、「チャンスの数では我々が上回っていた」とロティーナ監督が話すように、GKが当たっていたこともあるが得点のチャンスがありながらゴールを奪うことができず0-0のドロー。チーム全体として取り組まなければいけない問題でもある。中2日と短い期間だが、チームとしてこの試合でどのように修正してきたかを見せなければいけない。


対する広島は、ルヴァンカップ3試合を終えて勝ち点1と、もうあとがない。前回のルヴァンカップ仙台戦では、後半に前線の選手を次々と投入したが、逆に仙台の加藤千尋にゴールを決められ、1点も取れないまま敗れてしまった。広島は、ルヴァンカップ3試合で未だ得点を奪うことができていない。広島は、この1戦に敗れ、さらに他会場の結果次第では、この時点でグループステージの敗戦が決まってしまう。それだけに、土俵際の粘りには警戒しなければいけないだろう。


広島はリーグ前節福岡戦でも、ミスから先制点を奪われ、一度は取り返したものの、58分に前寛之のゴラッソで敗れている。どうしようもできないゴールを防ぐより、それまでの戦い方を見直すという意味では同じような症状を抱えているのかもしれない。


それでもルヴァンカップの前節がそうであったように、途中から投入されるであろう攻撃陣は豪華だ。浅野雄也、ジュニオール サントス、そして柏好文と個で打開できる選手が揃っている。特に、エスパルスはリーグでは76分以降の失点が横浜FCに次いで2番目に多い。もちろんルヴァンカップでは未だ無失点を続けているが、この時間までに、少なくとも2点差以上のリードを奪っていたいところだ。


広島とは今季公式戦ではアウェイで2度対戦し、1分1敗と勝てていない。ここで借りを返すとともに、4月初勝利、そしてホーム初勝利で、リーグ戦にも良い影響を与えていきたい。


 エスパルス公式アプリ「S-PULSE APP」では、ロティーナ監督と指宿洋史選手の試合前日コメントを公開!!


ダウンロードはこちらから


**********

2021 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ Dグループ 第4戦

4月28日(水)19:00キックオフ

清水エスパルスvs. サンフレッチェ広島

@IAIスタジアム日本平

<放送>

スカパー!

スカパー!オンデマンド

**********

ニュース一覧

あなたにオススメのニュース