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【湘南戦プレビュー】~相性の良いスタジアムでスッキリと勝利を!~

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前節のG大阪と同じく、勝ち点差の近いチームとの対戦になった。湘南とは勝ち点3差で、今回はエスパルスが追われる側。得失点差では湘南が上回っており、エスパルスはこの試合に負ければ順位が入れ替わることになってしまう。湘南は17位のため、それは降格圏がより近づくことを意味している。この試合がどれだけ大事なのかは言わずもがなである。


今節の3日前に、エスパルスは天皇杯ラウンド16で川崎Fと対戦した。試合は序盤から川崎Fに支配され、シュートを次々と打たれる展開。だが、永井堅梧の奮闘もあり無失点で前半を終える。しかし、57分にPKを決められ先制点を喫してしまうという、恐れていた展開になった。それでも、64分に1本のチャンスから中山克広が値千金の同点ゴール。ここから一気に試合の流れを変えたかったが、74分にレアンドロ ダミアンに決められ、これが決勝点となった。


敗れはしたものの、何も残らなかったわけではない。ロティーナ監督が言うように、新加入選手を試すことができたこと、出場機会の少ない選手が経験を積むことができたことなど、収穫はある。そして、天皇杯は規程により出場できなかった井林章、そして新加入の藤本憲明を加え、チーム全員でこの今節に向けて戦うことになる。


湘南は、G大阪と対戦する天皇杯が9月22日に行われるため、水曜日の試合はなし。今節が6日ぶりの試合になる。現在リーグは5連敗中。エスパルスはこの5試合で1勝2分2敗のため、この5試合で逆転したことになる。


リーグ前節は名古屋と対戦した。3分、高橋諒のFKをニアで合わせたのは、1年半ぶりに湘南に復帰した杉岡大暉。このヘディングシュートはクロスバーに当たって外れた。名古屋は後半開始直後に吉田豊のクロスにマテウスが合わせるが、これは東京オリンピック代表正GKの谷晃生がゴールを割らせない。さらに71分には吉田のスルーパスに抜け出した相馬勇紀のクロスにファーでシュヴィルツォクが合わせるもポスト直撃。何とか名古屋の攻撃を抑えてきたが、74分にコーナーキックからキム ミンテに決められ先制を許してしまった。その後、湘南はなかなかチャンスを作ることができず、試合はこのまま終了。


湘南は第6節から8試合負けなしを記録するなど、リーグ序盤は間違いなく好調だった。その真っ只中で対戦したエスパルスは、60分にチアゴ サンタナのゴールで先制したが、終了間際の88分にウェリントンに強烈なヘディングシュートを決められて同点に追いつかれ勝ち点2を失った試合だった。


ただ、湘南とはここ4戦負けがなく相性は良い。特にアウェイでは19年に6-0、そして20年は3-0と大勝している。「決定力不足」と言われた前節から修正し、この緊迫した状況に飲まれず、スッキリとした勝利を見せたい。


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2021 明治安田J1リーグ 第25節

8月21日(土)19:00キックオフ

清水エスパルスvs湘南ベルマーレ

@レモンガススタジアム平塚

<放送>

DAZN

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