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【川崎F戦プレビュー】~首位川崎Fを相手に番狂わせを起こす準備はできている~

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●△●△●△●○●○●。ここ11試合の戦績を見てみると、負けが1試合おきに続いている状況だ。第31節福岡戦では死闘の末、勝ち点3を獲得。そうして迎えたホーム柏戦だった。前半はお互いに決め手を欠いて0-0で折り返す。しかし53分、柏にサイドを変えられるとディフェンスラインのズレが生じ、三丸拡にフリーでシュートを打たれて先制点を許してしまう。エスパルスは交代選手が躍動し、特に70分から出場したベンジャミン コロリがフリーキックなどシュート4本を放つ押せ押せのムードとなったが、得点を奪うことができず、試合はこのまま0-1の敗戦。またもや連勝を逃した。


横浜FCと大分が勝ち点3を獲得し、湘南が引き分けで勝ち点1を追加したため、降格ラインが迫ってきている。そうしたなか、エスパルスは今節アウェイゲームとなるが勝ち点を獲得しなければいけない試合だ。ただ、上記の戦績を見れば、連勝がない代わりに連敗もないことになる。ここまでの順番からすれば、次は勝利または引き分けになるが、その通りの結果にしていきたい。


対する川崎Fは2日に行われた第31節FC東京戦以来、約3週間ぶりの試合になる。その前節“多摩川クラシコ”では、川崎Fのしぶとさが目立つ試合になった。30分には左サイドの長友佑都のグラウンダーのクロスに田川亨介にニアで合わされる。その直後にも、アダイウトンにボックス内で再びフリーで打たれるなどピンチが続いた。しかし、川崎Fが前半の終了間際にチャンスをつかむ。家長昭博が左サイドに展開して攻撃のスイッチを入れると、マルシーニョが中に仕掛けると見せかけ、オーバラップしてきた登里享平を使う。そこからのクロスにニアでレアンドロ ダミアンがニアで合わせて先制ゴール。後半に入り74分には中村拓海のスルーパスから永井謙佑が抜け出し、GKもかわしてシュートを放たれるが、ジェジエウが必死のタックルで阻止。結果、この1点を守り抜いて川崎Fが勝利した。


川崎Fは9月1日、5日に行われたルヴァンカップ準々決勝浦和戦では1-1、3-3としたが、アウェイゴールの差で敗退が決定。さらに、9月14日にはACLラウンド16ではアウェイで蔚山現代に0-0でPK戦の末に敗れた。2週間で2つのタイトルの可能性が消滅するという厳しい事態となったが、そこから気持ちを切り替えてリーグ6連勝中。第26節福岡戦に敗れた1敗を守り、25勝6分1敗の勝ち点81で、2位の横浜FMとは勝ち点9差をつけて首位を独走している。その相手に対して、食らいついていかなければいけない。


今週最初の練習は、グランドで円陣を組み、長いミーティングから始まった。原輝綺によると「川崎F戦に向けてどういう気持ちで練習に臨むのかということと、そこまでのプランを確認した」という。最強の相手に対して、いつも以上に気合が入っている。選手一人ひとりがより高い意識をもって臨み、首位川崎Fに対して一泡吹かせる準備はできている。


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