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12月5日(日) エスパルスドリームプラザにて行われた『静岡 人権週間フェスティバル』にエスパルスの指宿洋史選手、後藤優介選手が参加しました。
日本では毎年12月4日~10日を「人権週間」と定め、全国各地で各種イベントを行っています。特に今年は新型コロナウイルスの世界的な流行で、感染者や医療関係者、そしてその家族に対する偏見や差別が社会問題にも発展しています。
エスパルスは静岡地域人権啓発活動ネットワーク協議会と連携し、「みんなで人権サポーターになろう」を合言葉に人権尊重思想の普及活動を行っており、本イベントはその一環として開催いたしました。
前日のセレッソ大阪戦に勝利し、残留を決めたということもあり、和やかな雰囲気でイベントはスタート。両選手は静岡地方法務局より、「一日人権擁護委員」に任命され、人権イメージキャラクターの人KENまもる君、人KENあゆみちゃんと一緒に、人権の大切さを伝えました。
トークショーでは、エスパルスに外国籍選手が多い中でどのようにコミュニケーションをとっていますかという質問に、後藤選手は「言葉は通じないけど、通訳を通して笑顔で普段通りのコミュニケーションをとっている」と話せば、指宿選手は「自分は海外でのプレー経験もあり、外国語を少し喋れるので、一緒にご飯に行くなど、なるべく寄り添ってあげられるように意識している」と、それぞれの選手の人柄がわかるエピソードを話してくれました。
また、差別や偏見のない社会にするためにはどうすればよいかという質問に対しては、両選手ともに、「サッカーと一緒で、思いやりや助け合いの心を持つことが大切」と話しました。特に後藤選手はプレー中に「周りの味方を気にしながら、味方を活かすための動きを常に意識している」と語ると、指宿選手から「ごっちゃんと一緒にプレーするのはとてもやりやすいです」という言葉もあり「思いやり」や「助け合い」という人権啓発事業で大事にしているテーマにぴったりのエピソードを話してくれました
トークショーの後は、オレンジウェーブガールズによるダンスショー。ユースチームと清水スクールのメンバーが、元気いっぱいのパフォーマンスで会場を盛り上げてくれました。
最後に、両選手とのじゃんけん大会を行い、勝ちぬいたファン・サポーターの方がグッズをゲット。大盛況のままイベントは終了しました。
静岡地域人権啓発活動ネットワーク協議会の皆様、関係者の皆様、ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。