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【神戸戦プレビュー】~アイスタをオレンジに染め、一丸になって戦おう!~

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もう負けられない。昨季平岡宏章監督が就任してから公式戦8試合負けなしだったが、ここに来て連敗。リーグ第3節横浜FM戦は内容的にも完敗だったが、前節C大阪戦では内容としては改善していた。しかし、前半終了間際にオウンゴールで失点してしまう。後半に入って、54分にJ1初先発となった髙橋大悟が同点ゴールも、その3分後に勝ち越しゴールを許し、83分には決定的となる3点目を許してリーグ連敗となってしまった。


エスパルスとしては、ここが踏ん張りどころになる。ズルズルと悪い流れに引き込まれないように、ここでスッキリとした試合を見せたい。前節も得点のチャンスがなかったわけではなく、また失点シーンも防げなかったものではない。試合に出た選手たちは、反省点もあるはずだ。そこをどれだけ1週間で修正してきたかを見せる試合になる。その一方で、前節の翌日にはJエリートリーグ湘南戦で、多くのけが人が復帰し、さらに出場機会に飢えている若手が活躍を見せている。よって今週は、より緊張感のある練習を積むことになった。今節の出場を勝ち取った選手たちは、そうした気持ちを見せてくれるだろう。


神戸はリーグをすでに6試合を消化しているが、3分3敗と白星がない。試合数の差はあるものの、これまで9失点という守備が安定していないのが現状だ。前節鹿島戦では、7分にコーナーキックで三竿健斗に押し込まれ、早い時間に先制ゴールを割られた。そこからお互いがチャンスを作るも両GKが踏ん張り、このまま試合は後半に。すると、54分に土居聖真のクロスのこぼれを鈴木優磨に豪快に決められ、痛い2点目。試合はここまま神戸が3敗目となった。


守備もさることながら、攻撃もまだ力を発揮することができていない。しかし、15日に行われたAFCチャンピオンズリーグ プレーオフステージが1つのきっかけになったかもしれない。オーストラリアのメルボルン・ビクトリーを相手に6分にアンドレス イニエスタのゴールで先制。12分に再びセットプレーから失点してしまい、71分にはカウンターから逆転ゴールを許してしまう。しかし、ここから意地を見せた。80分には大迫勇也のゴールで同点、さらにその7分後にも大迫がゴールを決めて逆転。しかし、90分にまさかの展開になった。メルボルンのベン フォラミにゴールを決められて土壇場で追いつかれてしてしまう。試合は15分ハーフの延長戦に突入。それでも、95分に途中出場のリンコンが決めて再び1点リード。この点差を最後まで守り抜いて死闘を制した。


中3日で今節を迎えるため、120分間の試合の疲労度は想像に難くない。しかし、大迫が今季公式戦初ゴールを含む2得点を決めるなど、攻撃陣が力づくで勝利を奪った。この勢いを持って来られるのは厄介だ。そうならないためには、まずは先制点を決めて、相手にプレッシャーを与えることだろう。エスパルスは先制点を奪ったのは、第2節ダービーの1試合だけ。また前半でゴールを決めたのは、その試合の1点のみだ。前半でリードを奪い、試合を優位に進めたい。


今節は、ガールズデーとして様々なイベントが催される。その中の1つに、「アイスタをオレンジに」というテーマのもと、来場者にサポーターズポンチョがプレゼントされる。スタジアム中をオレンジに染め、選手たちと一体感を持って戦おう!


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2022 明治安田J1リーグ 第5節

3月19日(土)14:00キックオフ

清水エスパルスvsヴィッセル神戸

@IAIスタジアム日本平

<放送>

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