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【鹿島戦プレビュー】~5連戦の初戦を取りに行く!~

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ルヴァンカップ グループステージ第3節広島戦が、好転のきっかけになるか。試合は20分に白崎凌兵が片山瑛一とのワンツーでディフェンスを剥がして縦パスを入れると、ベンジャミン コロリがディフェンスを外して右足でシュート。これがネットに収まり、来日初ゴールを記録した。さらに38分には、神谷優太のフリーキックのこぼれ球を原輝綺が押し込んで2点のリードを奪う。後半相手に1点返されるが、大久保択生のファインセーブなどもあり、このまま逃げ切った。


公式戦5試合ぶりの勝利。また、その翌日のJエリートリーグ名古屋戦でも点の取り合いの末に5-4で勝利している。チームとして、今は流れに乗っているところだ。次に狙うのはリーグ戦の勝利となる。そのためにチーム全体が同じ方向を向いている。


対する鹿島の直近の公式戦は、ルヴァンカップG大阪戦。4分にパトリックにゴールを決められ難しいスタートになった。その後も押し込まれ、バタバタと崩れてもおかしくなかっただろう。しかし、そこを踏ん張ると前半も時間を追うごとにペースをつかむ。1点ビハインドのまま迎えた後半は、52分に樋口雄太の左コーナーキックからファーで三竿健斗が頭で合わせて同点。これで口火を切ると、66分には右サイドから樋口のクロスに鈴木優磨が右足で合わせて逆転に成功する。その勢いのまま、73分にも左コーナーキックから関川郁万のヘディング、最後は右サイドのフリーキックから染野唯月のヘディングが決まって、終わってみれば後半だけで4点を奪って逆転勝利となった。


その4得点全てのゴールをアシストしたのが樋口だ。昨季は鳥栖でチーム最多の6アシストを記録。特に正確なセットプレーで多くのゴールを演出している。今季鹿島に加入し、徐々に存在感を出してきているところだ。またそれに合わせる選手たちもたくさんいる。ルヴァンカップでゴールを決めた三竿、関川の守備陣、さらに鈴木はもちろんだが、ワールドカップアジア最終予選にも出場していた上田綺世も強烈だ。昨年夏までともにプレーしていた白崎凌兵が「日本人離れした身体能力」と表現するように、打点の高いヘディングがある。19年途中から加入した上田は、昨年までの2年半でエスパルスから5得点を奪っているエスパルスキラーでもある。神戸戦でようやく無失点に抑えた守備を、この試合でも継続していきたい。


エスパルスとしては、リーグ戦2連敗のあと、前節スコアレスドロー。勝利がどうしてもほしい。そのためには上述のように失点を抑えることも必要だが、もちろん得点も必須だ。ここ3試合で1得点となかなか決められていないが、ようやくトンネルを抜けたコロリだけでなく、エリートリーグで得点を決めた栗原イブラヒムジュニア、加藤拓己などFW陣が切磋琢磨しており、リーグでもゴールを決めていきたいところだ。


4月に突入し、ここからアウェイ4試合、ホーム1試合の怒涛の5連戦となる。その初戦は勝利からスタートしたい。


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2022 明治安田J1リーグ 第6節

4月2日(土)16:00キックオフ

清水エスパルスvs鹿島アントラーズ

@県立カシマサッカースタジアム

<放送>

DAZN

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