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チラ見せ!「S-PULSE NEWS」 【MONTHLY INTERVIEW】片山瑛一『優等生として』

デジタルブック版「S-PULSE NEWS」2022年4月号 VOL.287に掲載された記事をチラ見せ!


自らの「我」を出すことなくチームプレーに徹し、どのポジションもこなす。プライベートでも若い選手たちの「お兄さん役」として話を聞く。学生時代から成績優秀で、どこから見ても「優等生」。厳しいプロの世界で生き残るためには、そうした性分は足かせになっていないか? 話を聞くと、むしろそれが力になっているようだ。

3月17日取材/文=田中芳樹

真骨頂を発揮

 2月26日、《静岡ダービー》。同点で迎えた67分、左サイドでボールを受けた中山克広がカットインからミドルシュートを叩き込み逆転に成功した。試合後、中山は「あのシーンは瑛ちゃん(片山瑛一)のメッセージのこもったランニングがあったおかげで決めることができました。瑛ちゃんに感謝したいです」と賛辞を惜しまなかった。片山の真骨頂が発揮された場面だ。


「自分が汚れ役だったり、潰れ役になったとしても、周りが伸び伸びできて、それが良い結果を生み出せたら良いかなという考えでいます。地味な動きだったり、ゴールに対して直接的なプレーでなくても、惜しまずにやり通す。それはプロになって、自分の中で捨てないでいたいと思うところです。そうした『犠牲心』のようなものは、これからも持ち続けていきたいです」


 その得点シーンを映像で振り返ってみると、相手のクロスを鈴木義宜が弾き返したところから始まる。このとき片山は自陣ボックス内におり、むしろディフェンス陣の中でも最後尾にいた。カウンターからボールが前線に入り、神谷優太が左サイドの中山に出したときも、まだ7番はカメラの画角に入っていない。


全文はエスパルスニュース2022年4月号に掲載。

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