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【鳥栖戦プレビュー】~5連戦の最後は、力を出し切る!~

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ここが踏ん張りどころだ。リーグ前節G大阪戦では、今季ホーム初勝利目前で、後半アディショナルタイムにフリーキックの流れから小野瀬康介に決められてドロー。さらに、水曜日に行われたルヴァンカップ グループステージ第4節徳島戦では、0-1で迎えた後半の序盤から立て続けに失点をしてしまうなど大量4失点を喫した。終盤は、プロ初出場となった川谷凪のクロスから、栗原イブラヒムジュニアのプロ初ゴールと、将来に向けて明るい兆しは見えたが、結果は1-4の大敗に終わった。


ただ、この2試合をもって悲観的になりすぎる必要はないのかもしれない。この2試合は、特にメンバーが大幅に入れ替わっている。オ セフンは、G大阪戦で初先発初ゴールを決め、チアゴ サンタナ、松岡大起がケガから復帰した。ルヴァンカップではゴールをアシストした川谷がプロ初出場、西澤健太、カルリーニョス ジュニオも戻ってきた。コンディションの差や連携不足などもあり、まだチームとしての完成度は高くない。それでもシーズンを考えると、こうして厳しい試合を重ねていくしかなく、その中で強いチームになっていくものだ。もちろん、その過程として結果は必要で、それがさらに良い流れになる。今節は、その起点にしたい。


相手の鳥栖は、昨季チームトップの9得点を挙げた山下敬大を始め、酒井宣福、樋口雄太、小屋松知哉、仙頭啓矢などチームの攻撃陣のほとんどがチームを去り、さらに守備の要であるエドゥアルドもシーズン開幕直前にいなくなった。アンカーだった白崎凌兵もエスパルスに移籍している。主力の大半を失い、シーズンを苦しむかに思われたが、ここまで9位とチームの底力を見せている。


リーグ前節は京都と対戦。試合は、元エスパルスのピーター ウタカが鳥栖に立ちはだかった。10分、山田楓喜が前線でためをつくって、右サイドの白井康介に送る。折り返しをウタカが上手く合わせて京都が先制する。さらに、その直後の14分、コーナーキックをファーから川﨑颯太に押し込まれ2点のビハインドを負うことになった。後半開始から小野裕二と荒木駿太を投入して流れを変えようとしたが、70分にはバックパスをウタカにかっさらわれ、最後はGKもかわされてノールックで無人のゴールに流し込まれて決定的な3点目。77分にPKから小野が1得点を返すが反撃もここまでだった。鳥栖は、今季リーグ戦初黒星を喫した。


今季から川井健太監督が率いる鳥栖は、前節3失点を喫したが、そこまで7試合で2失点と驚異の守備力を誇っていた。そうした堅い守備をベースに、第7節札幌戦では次々と得点を積み重ねて5-0で勝利もしている。チーム平均走行距離は125.4km、チーム平均スプリント回数が224で、ともにリーグ1位。そうした、一人ひとりが頑張れるチームだ。


2日のリーグ第6節鹿島戦から5連戦で、しかもアウェイは4試合目。体力的には厳しいところはもちろんある。だが、こうしたキツいときこそ、相手に走り負けないことが求められるだろう。5連戦の最後は、持てる全ての力を出し尽くし、リーグ7試合ぶりの勝利を挙げる!


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2022 明治安田J1リーグ 第9節

4月17日(日)15:00キックオフ

清水エスパルスvsサガン鳥栖

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