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【湘南戦プレビュー】~直接対決で決着をつけ、浮上へのきっかけに~

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リーグはここまで10試合を終えている。エスパルスは前節、ホームで広島と対戦した。20分に左サイドの山原怜音のクロスにチアゴ サンタナがファーで合わせて先制。しかし、後半3枚替えでチームを立て直してきた広島が68分に森島司のゴールで追いつかれる。直後に宮本航汰のヘディングシュートのこぼれ球をサンタナが押し込んで突き放すが、80分にコーナーキックから最後は柏好文に押し込まれて再び同点とされ、ホーム初勝利を逃してしまった。


現在リーグ4試合連続ドローで、それは09年シーズンに記録したクラブ記録に並んでいる。ちなみに、そのシーズンは第7節から第10節までの4連続ドローで第10節までで勝ち点10と、今季の勝ち点9とそれほど変わらない。しかし、第16節から第28節まで13試合連続負けなしというクラブ記録も作っており、第28節終了時点ではリーグ首位を走っていた。もっとも、そこから5連敗など失速し、最終的には7位でフィニッシュとなったが、今季もここから浮上することも十分可能だと言えるだろう。そのためには、まず今節に勝利して、自信をつけていきたいところだ。


湘南は、前節札幌と対戦した。7分に福森晃斗の直接フリーキックがポストに当たるなど、その他にも危ない場面もあったが、日本代表GK谷晃生のファインセーブなどもあり無失点で前半を終える。しかし、52分だった。福森の右コーナーキックはクリアしたものの、セカンドボールを菅大輝に豪快に決められて先制を許してしまう。だが、前半はシュート2本に抑えられていた攻撃陣が、61分にゴールに近づく。スルーパスに抜け出した町野修斗がドリブルで持ち込み中央に折り返し、大橋祐紀が押し込んでネットを揺らす。しかし、これは町野修斗のオフサイドでゴールは認められず。68分にウェリントンを投入するなど、最後まで1点を奪いにいったが、試合はこのまま終了。湘南は、これで今季5試合目の無得点試合になった。


湘南は10試合で失点12とエスパルスより少ないが、得点はわずかに5点しか挙げられていない。特に1試合に複数得点を決めた試合はなく、エスパルスが2点以上奪うことができれば、勝利の可能性は上がることになる。ただ、過去の成績を見ると、エスパルスと湘南の試合は3試合連続1-1のドローと勝ちきることができず、さらにその2試合はウェリントンにゴールを決められている。攻撃陣は1点とは言わず、常に追加点を狙いに行く姿勢で、一方の守備陣は終盤の失点をいかに抑えるか。結局のところ、これまでの課題に向き合うことが、そのまま勝利に近づくことになるだろう。


17位湘南との直接対決。勝ち点6に相当すると言われるゲームに勝利し、まずはこの位置から抜け出すこと。これまで落としてきた勝ち点を1つずつ取り戻していき、さらに上を目指す態勢を作っていきたい。


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2022 明治安田J1リーグ 第11節

5月3日(火)15:00キックオフ

清水エスパルスvs湘南ベルマーレ

@レモンガススタジアム平塚

<放送>

DAZN

NHK BS1

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