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【川崎F戦プレビュー】~今季初の連勝と、ホーム初勝利を狙う!~

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4月の公式戦7試合は4分3敗と勝利がなかったが、5月は最高のスタートを切った。前節はアウェイ湘南戦。序盤は相手にシュートを打たれるなどピンチもあったが、32分に鈴木唯人のパスに反応した中山克広が右サイドを駆け上がり、そのままの勢いでゴールに流し込んで先制点を奪う。さらに36分にはコーナーキックからチアゴ サンタナが2度のシュートもGKに防がれてしまうが、こぼれ球を鈴木唯が押し込んで追加点。その2分後には鈴木唯のクロスを白崎凌兵がきっちり合わせて3点のリードを奪った。後半の開始直後に失点を喫してしまうが、59分にコーナーキックから鈴木義宜のゴールで4点目。このまま3点のリードを最後まで守りきって今季2勝目を挙げた。J1通算150試合目の白崎、さらにJ1通算100試合目の鈴木義が、それぞれメモリアルゴールを決めるという記憶にも残る試合になった。


鈴木唯が1得点2アシストの活躍をしたほか、上記のように中山、白崎がゴールを決め、サンタナも得点こそなかったがゴールに絡んでいる。第10節広島戦と同じスタメンとなった攻撃陣は、今ではどこからでも点が奪えるようになってきている。あとは、ここに途中出場の選手がどこまで絡んでいけるか。前節も今季最多の4得点を奪ったとはいえ、今季は未だ残り15分の時間帯での得点はない。もちろん試合展開にもよるが、ゴールデンウイーク期間の最後の試合となる今節は、試合終了の笛が鳴るまで攻め続ける姿勢をサポーターに見せたいところだ。


今節の相手、川崎Fは4月9日に行われた第8節柏戦を最後に、舞台をマレーシアに移しAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージを戦っていた。川崎Fの入ったグループIは韓国の蔚山現代FC、中国の広州FC、そしてマレーシアのジョホール ダルル タクジムが入っており、川崎Fは3勝2分1敗で勝ち点11となり2位。ノックアウトステージ進出はならなかった。そして川崎Fにとっては、今節が大会から帰国後最初の試合になる。川崎Fは、ここまでリーグ戦は1試合少ないながら、首位鹿島と勝ち点差5の2位。


現在リーグ2連覇中の王者に対し、エスパルスはなかなか勝利を収めることができていない。5-2と打ち合いを制した15年1stステージ第14節の対戦から、公式戦14試合未勝利となっている。昨季は天皇杯を含めて3度対戦し3連敗だった。


ただ、昨季38試合でわずか2敗しかしていなかった川崎Fだったが、今季ここまで10試合ですでに2敗。失点数が多いのが特徴で、その2敗は4失点を喫して敗れている。そうした王者らしからぬ不安定な試合を見せることがある。対してエスパルスとしては、調子が上がってきている今、勝利のチャンスは十分にあるだろう。さらに、ここで勝利することで、今季初の連勝、そしてホーム初勝利と、勢いに乗ることができる要素を同時に手にすることになる。白崎が「勝ち続けること、連勝することで、自分たちの自信が確信になってくる」と話しているように、この試合に勝利して、チームの成長を確信したい。


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2022 明治安田J1リーグ 第12節

5月7日(土)14:00キックオフ

清水エスパルスvs川崎フロンターレ

@IAIスタジアム日本平

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DAZN

静岡放送

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