こんにちは!4月よりエスパルスサッカースクールコーチになりました田邉 李恵菜(リエコーチ)です。
逆上がりができない26歳でしたが、
巡回スポーツ教室での子どもたちの姿をきっかけに、悔しくて休みの日に練習をして、1ヶ月…なんと逆上がりができるようになりました!!
そんなエピソードからみなさんに私のことを知ってもらえたらと思います。
私には、エスパルスサッカースクールでサッカーを愛する皆さんに伝えたいことがあります。
それは、サッカーは最後まで諦めなかった者が勝つということ。
私は、昨年まで現役の選手としてプレーしていました。
さまざまなチームで、素晴らしい仲間に恵まれ、本当に楽しくプレーしてきましたが、
16年も選手として走り続けられたのは、ある2人からの言葉があったからでした。
1人は高校時代の恩師です。
恩師は私に、「自分のここだけは負けないなにかを作るように。」と言い続けてくださいました。
ただ、そこまでの足元の技術があるわけでもなかった私は、「誰にも負けないこと」がすぐに浮かばず、悶々としていたことを覚えています。
そんな私に恩師は、「自分では気付いていないだろうけれど」と前置きしたうえで、
「あなたの強みは、腐らないところ。諦めないところ。粘り強いところ。そして前向きなところだよ。」と断言してくださいました。この日から、「何があっても諦めないこと。」は誰にも負けない自身の強さだと自信を持てるようになりました。
そしてもう1人は母です。
高校3年生のとき、それまで一度も勝てていなかった相手との大一番を前にかけてくれた一言でした。
「これまで、サッカーを辞めたいという言葉を一度も言わなかったこと、すごいと思っているよ。」
中学時代、学校に女子サッカー部がなく、男子に1人混ざって練習していたときから、誰よりもそばで支えてくれた母。
肩を脱臼してもその試合にフル出場し、チームの勝利に貢献できたのは、母のその言葉があったからでした。
「諦めないこと」は、今すぐに誰にでもできます。
ただ、「諦める、辞める」ことも、すぐに誰にでもできます。
だからこそ、サッカーは最後まで諦めなかった者が勝つのです。
今すぐに、誰にでもできることだからこそ、エスパルスサッカースクールに関わる全ての方に、その大切さを伝えたい。
私もコーチとして、恩師や母のように、大切なことを気付かせる存在になれるよう努力いたします。
ぜひ、スクールでもイベントでもスタジアムでも、皆さんたくさん声をかけてくださいね!
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