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【横浜FM戦プレビュー】~30周年を勝利で祝う!~

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エスパルスの歴史に残る試合になる。


1992年7月4日にG大阪と初の有料試合を行い、エスパルスはこの日をクラブの誕生日としている。そこから30年。今節クラブ創設30周年記念マッチを迎えることになった。それも国立競技場で――。


クラブ初の公式戦となった92年のJリーグヤマザキナビスコカップ(現JリーグYBCルヴァンカップ)では決勝まで進出し、ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)に敗れたものの、準優勝という結果を残した。そのナビスコカップは翌93年にも準優勝だったが、96年にV川崎を倒して頂点に輝く。さらに02年の1月1日には天皇杯も制した。そうした歴史の舞台は、“聖地”国立競技場で行われたものだ。その国立で戦うリーグ戦は09年以来、エスパルスのホームで行う試合となれば06年以来となる。


今節を迎えるにあたり、エスパルスの現状は厳しい。前節はアウェイC大阪戦だった。35分に西澤健太のクロスがオウンゴールを誘って先制。1点リードで迎えた後半だったが、「相手の圧力を受けて、少しボールを持つのが難しくなった」とゼ リカルド監督が話すように、相手に押し込まれる時間が続き、76分にコーナーキックから舩木翔に決められてドロー。アウェイで勝ち点1を奪ったが、湘南が勝利したため、自動降格圏の17位となってしまった。


相手は、11勝4分3敗でリーグ首位に立つ横浜FM。前節は3連勝と波に乗る柏との対戦だった。しかし、そうした勢いをものともしない強さを持っているのが今の横浜FMだ。17分にゴール前で流れるようなパス回しから西村拓真がシュートを放つと、ボールはディフェンスに当たってゴールに吸い込まれる。さらに、その2分後には相手ディフェンスからエウベルがボールを奪い、最後はレオ セアラが押し込んで追加点。さらに水沼宏太にもゴールが生まれて前半を3点リードで折り返すことになった。後半開始早々にもレオ セアラのゴールで4得点。柏を全く寄せ付けず、横浜FMは4連勝となっている。


横浜FMがこれまでに奪った得点は36得点で、リーグでダントツ1位。さらに守備では18失点でリーグ4位の数字だ。死角はなかなか見つからないが、エスパルスとしてはこれまでの課題を克服することが勝利につながることになるだろう。つまり、横浜FMのプレスを、いかにかいくぐるかというところだ。天皇杯3回戦の京都戦、そして前節C大阪戦の後半、エスパルスが苦しんでいるのは、その1点だ。逆に、そこを剥がすことができれば、エスパルスの攻撃も生きてくるだろう。


この一大イベントは、「30周年記念マッチ特別演出」として花火、炎、LEDなどで試合前の選手紹介がなされるほか、キックインセレモニーで久保田利伸さんが登場。そのほか、さまざまな演出が用意されている。それだけでもエンターテインメントとして楽しめるものになっているが、やはりエスパルスがこの試合に勝利して完成するものになる。国立に集まる大観衆の中で、内容でも記憶に残る試合にしたい。


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2022 明治安田J1リーグ 第19節

7月2日(土)19:00キックオフ

清水エスパルスvs横浜F・マリノス

@国立競技場

<放送>

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