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夏休みもいよいよ後半にさしかかってまいりました。とはいうもののまだまだ暑い日が続く今日この頃でありますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回のブログは清水エリアのマツコーチが担当いたします。よろしくお願いします。
唐突ですが、エスパルスサッカースクールの入会申込書には、ご入会いただいた理由を選択する欄があります。覚えていますか?全部で16項目。「基本技術を身に着けたい」、「今よりもレベルアップしたい」、「体験に参加してよかった」といったところが定番ではありますが、最近増えているのが「友達を作りたい」といった回答です。
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親御さんの気持ちとすれば、サッカーがうまくなって欲しいのはもちろんのことですが、それと同じように、いや、もしかしたらそれ以上に、友だち作り、人間関係作りを学んでほしいということなのでしょう。私自身も全く同感です。
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子どもたちが、友だち作り、人間関係を学ぶ過程ではトラブルが頻繁に起こります。それは、並ぶ順番、ボールの置き場所、ビブスの色、片付けようとして同時に手にしたカラーコーン、ボールを蹴った!押した!笑った!睨んだ!とまあ、とにかくありとあらゆる場面で勃発します。
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解決に向かう中では、「ごめんね」「いいよ」といった魔法の法則が通用する場合や、「ごめんねって言ってもいいよって言ってくれない」と逆に泣いてしまうケースもあります。トラブルが起こった状況や子どもの年代によって経過もいろいろです。
もちろん我々コーチ陣は、子どもたちが怪我無く安全に活動することが最優先ですのでトラブルに割って入ることもしばしばあります。
トラブルになってしまう原因の一つは子どもの特性が「自己中心的」であること、そしてもう一つが「経験不足」であることがあげられるでしょう。自分の起こす行動が相手にどのような影響を与えるのかを味わう経験が不足しているのです。
私自身も子どものころ、女の子に「○○!」(ここにはとても書けません)と言うと、ゲラゲラ笑いだす子もいたり、怒り出す子もいたり、なかにはシクシク泣いてしまう子もいました。
何度も何度もそんなトラブルを起こした結果、同じことを言っても受け手によって反応は違う、といったことを学習したことを思い出します。
ある研究によると、人は7割を経験から学び、2割を先輩・上司からの助言やフィードバックから学び、残りの1割を研修などから学ぶそうです。なんと7割が経験からの学び。やはり経験からの学びは大切ですね。
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そうであるならば、子どもたちが経験を重ねる場を与えることをもっともっと大切にしよう!そして、教える、導く、励ます、助ける、といった関わりで子どもたちが、友だち、人間関係をつくる力を育んでいこう!と改めて思うマツコーチであります。
保護者の皆様のご理解とご協力を改めてお願い申し上げます。
よろしくお願いします!
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