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【京都戦プレビュー】~夏休み最後の試合は、特大の笑顔で終える~

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8月のここまで3試合は2勝1分と負け無し。暑さとともに、オレンジの輝きがひときわ増してきた。


前節はホーム柏戦。14,041人と今季IAIスタジアム最多入場者数を記録した試合は、開始早々に動いた。8分、左コーナーキックを獲得すると山原怜音のボールにニアでチアゴ サンタナが合わせて幸先よく先制に成功した。その後も、得点のチャンスを作り続けたが、試合は1-0のまま後半に突入。柏が後半のスタートから3枚替えなどでチームを立て直してくると、試合のペースは相手に傾く。それでも、権田修一のスーパーセーブなどで何とか耐えていたが、後半アディショナルタイムだった。武藤雄樹にゴールを決められて、まさかのドロー。エスパルスは勝ち点2を落とした試合になった。


この試合から、2つの課題が浮き彫りになった。1つは、終了間際の失点をどう防ぐかということ。エスパルスは今季、後半アディショナルタイムに5失点を喫しており、リーグで最も多い。振り返れば第8節G大阪戦も、1-0とリードして迎えた後半アディショナルタイムにゴールを決められ、同じように勝ち点を取りこぼしている。ここは改善しなければいけないポイントだろう。もう1つは、どうやって追加点を奪うかということだ。ここ10試合で挙げた4勝は、全て2点差の勝利。つまり、これまでの傾向からすると、勝利のためには複数得点がどうしても欲しいことになる。


対する京都は、ここまで2試合少ない中、勝ち点26でエスパルスとの勝ち点差は2。つまりエスパルスが勝利すれば勝ち点差は5に広がり、後で行われる2試合で京都が逆転するには2連勝しかなくなるため、かなりのプレッシャーを与えることができる。ただ、逆に敗れることがあると、その時点で順位が入れ替わり、さらに2試合で勝ち点を積み上げられてしまえば京都を抜くのは難しくなる。よって、ここは非常に重要な試合になる。


その京都は、第25節川崎F戦が試合当日に台風8号の影響によって延期になり、第26節横浜FM戦が9月14日に行われるため、今節は3週間ぶりの公式戦になる。直近の試合である第24節柏戦は、エスパルスと同じような戦いになった。試合は7分に武田将平のゴールで先制するが、25分にバックパスが直接ゴールに決まる不運な形で追いつかれると、後半アディショナルタイムに武藤に決められ1-2の逆転で敗れた。


これで5戦勝利がない京都は、エスパルスと同じく得失点差は-5。失点は少ないが、その分だけ得点がリーグ4番目に少ない。そこを補うべく、この夏にブラジル人のアラン カリウス、パウリーニョの2人の選手を獲得しており、その彼らがこの期間にどれだけフィットしてきたのかによっては、警戒しなければいけないポイントになるだろう。


いずれにしても、今節は大事なホームゲームだ。今季ここまでホーム13試合を行い1勝6分6敗と結果を残せていない。サポーターの期待に応えるためにも、是が非でも勝利を奪い取らなければいけない状況だ。夏休み最後の試合は、試合に訪れる子どもたちにとって最高の思い出になる特大の笑顔で終わりたい。


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2022 明治安田J1リーグ 第27節

8月27日(土)18:00キックオフ

清水エスパルスvs京都サンガF.C.

@IAIスタジアム日本平

<放送>

DAZN

エフエムしみず

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