NEWSニュース

【イベントレポート】10月20日(木) 富士宮立山宮小学校にて『エスプラス富士宮市版 ~元プロサッカー選手編~』を開催

 「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業として実施している『エスプラス』は、エスパルスの選手、スタッフ、また地元企業の社員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校を訪問し児童生徒と共に学ぶ‘ホームタウン次世代育成プロジェクト’。2021年度よりホームタウン静岡市に加え、ファミリータウンでも授業を展開しています。


 今回の授業は、ファミリータウン富士宮市にて富士宮市立山宮小学校6年生23名を対象に清水エスパルスジュニアユース三島U-13監督の市川大祐が講師となり『エスプラス 富士市版~元プロサッカー選手編~』のキャリア教育授業を実施しました。

 

 授業では初めに、市川がリフティングを披露。華麗な足技に、子どもたちからは大きな拍手が湧きました。

 

 その後、プロサッカー選手を目指すようになったきっかけや、史上最年少で日本代表に選出され韓国との親善試合に出場した当時の思い、怪我や挫折を繰り返す中でどのようにその壁を乗り越えてきたのかなど、市川自身の貴重な経験を児童たちに伝えました。

 授業の中で市川は、「まず、何事にも全力でチャレンジをしてほしいと思います。目標が達成されれば自分に自信が持てますし、達成できなかったとしても何回もチャレンジしたり、なぜできなかったのかを考えたりすることが自分自身への成長に繋がります。目標・チャレンジ、達成を繰り返すことで、できることが少しずつ増えていき、自分の大きな夢や目標を作り上げることができると思います。どんな状況だとしても自分自身の考え方で様々なことを学ぶことができます。今、自分に何ができるかを考えながら日々行動することが大切です。」と、小学生に向けて自分自身を成長させるためのアドバイスを送りました。


 また、大人になって働くときに必要な力として、「進んで取り組む主体性、問題を見つける課題発見力、新しいことを生み出す創造力、分かりやすく伝える発信力など、どれも大切なことですが、プロサッカー選手で身につけた力の中で特に今の仕事でも大切だと思う力は問題を見つける課題発見力です。日々自分自身の課題を見つけて向き合ってきたからこそサッカー選手として活躍することができました。」と語り、児童たちも真剣な表情で市川の話に耳を傾け、メモを取っていました。


 授業の最後では、子どもたちから、「サッカーをやめたいと思ったときはありますか。」「引退するときはどんな気持ちでしたか。」「アシストをしたときはどんな気持ちですか。」など

多くの質問が寄せられ、現役当時のことを振り返りながら、一つ一つの質問に対してわかりやすく丁寧に説明し、授業を終えました。

富士宮市立山宮小学校6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

ニュース一覧

あなたにオススメのニュース