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【イベントレポート】11月10日(木) 富士市立須津小学校にて『エスプラス富士市版 ~元プロサッカー選手編~』を開催

 「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業として実施している『エスプラス』は、エスパルスの選手、スタッフ、また地元企業の社員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校を訪問し児童生徒と共に学ぶ ‘ホームタウン次世代育成プロジェクト’ 。2021年度よりホームタウン静岡市に加え、ファミリータウンでも授業を展開しています。

 

 今回の授業は、ファミリータウン富士市にて富士市立須津小学校6年生104名を対象に清水エスパルスジュニアユース三島U-13監督の市川大祐が講師となり『エスプラス 富士市版~元プロサッカー選手編~』のキャリア教育授業を実施しました。

 授業では初めに、市川がリフティングを披露。華麗な足技に、子どもたちからは大きな拍手が湧きました。

 

 その後、プロサッカー選手を目指すようになったきっかけや、高校生で日本代表に選出され2002年の日韓ワールドカップに出場した当時の思い、目標や夢を達成するために現役生活中から心掛けてきたことなど、市川自身の貴重な経験を児童たちに伝えました。

 授業の中で市川は、夢の見つけ方や、目標・挑戦・達成の繰り返しの大切さを伝え、「まず、目の前のことに全力でチャレンジをしてほしいと思います。全力で取り組んで目標を達成することができれば、自信に繋がります。また、全力でチャレンジしていれば、自分が望んでいた結果が得られなかったとしても、自分の心の中に努力してきたことが絶対に残ります。将来、自分が困ったときや上手くいかなかったときにその経験が必ず生きてくるので、何事にも全力でチャレンジする気持ちは忘れないでください。」と、小学生に向けて自分自身を成長させるためのアドバイスを送りました。

 

 また、大人になって働くときに必要な力として、「進んで取り組む【主体性】、問題を見つける【課題発見力】、新しいことを生み出す【創造力】、分かりやすく伝える【発信力】など、どれも大切なことですが、現役時代に身につけた問題を見つける【課題発見力】が特に大切だと感じます。問題が起きた時にどのように解決してくのか、どうしたら物事が前に進んでいくのか、現役時代に学んだことが子どもたちに指導する中でとても生かされています。」と語り、児童たちも真剣な表情で市川の話に耳を傾け、メモを取っていました。

 

 授業の最後では、子どもたちから、多くの質問が寄せられ、現役当時のことを振り返りながら、一つ一つの質問に対してわかりやすく丁寧に説明し、各クラスにサイン色紙をプレゼントし授業を終えました。

富士市立須津小学校6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

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