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【イベントレポート】11月11日(金) 富士市立吉永第一小学校にて『エスプラス ~ファミリータウン富士市版~ リサイクル企業編』を開催 (協力:コアレックス信栄株式会社)

11月11日(金) 富士市立吉永第一小学校にて、『エスプラス ~ファミリータウン富士市版~』を開催しました。


『エスプラス』は「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業。2011年度より静岡大学教育学部、静岡市との協働事業として実施しているエスパルスドリーム教室を2020年度よりブラッシュアップし、エスパルス+教科、エスパルス+キャリア教育(クラブスタッフ編、元サッカー選手編)、エスパルス+キャリア教育+企業といった授業をホームタウン静岡市にて展開しています。また、2021年度よりファミリータウン市町でも新たに実施しています。



企業とのコラボレーション授業として開催した今回の『エスプラス』は、コアレックス信栄株式会社(富士市)にご協力いただき、同校の6年生61名を対象に『地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~リサイクル企業編~』を実施しました。


コアレックスは、リサイクルされた紙を使用してトイレットペーパーなどさまざまな製品を製造している会社です。IAIスタジアム日本平にもエスパルス×コアレックスオリジナルデザインのごみ箱を設置しています。富士市内でも、エスパルスと協働して子どもたちに下敷きを配布するなど富士市の児童にとっても身近な企業であります。今回の授業では、SDGsや環境問題の視点から『つくる責任・つかう責任』を考えながら地元企業であるコアレックスの取り組みについて理解を深めました。

授業の中で児童たちは、コアレックス製のトイレットペーパー(再生紙)と他社製のトイレットペーパー(パルプ)の触り比べクイズにチャレンジしました。子どもたちからは、「触り心地にそこまで変わりはないから、リサイクル製品を使った方が地球に優しいね。」や「捨てられた紙がここまでの製品になるなんてすごい。」「再生紙のトイレットペーパーでも使うのには困らない。」などの声が挙がり、コアレックスの技術力の高さに驚いた様子でした。総合企画室に所属する宇佐美さんから、製造過程でゴミが出ないような仕組みになっていることや、過包装を防ぐためにトイレットペーパーのビニール包装の厚さを極限にまで薄くしていることについても詳しく説明がありました。「リサイクルに出して終わりではなく、リサイクル製品を選んで使うことが本当のリサイクルです。」と話すと、子どもたちは真剣にメモを取っていました。


そして、仕事をする上で「必要なチカラ」について製造工場で管理職をされている佐野さんにお話をしていただきました。その中で佐野さんは、『進んで取り組む/主体性』の大切さについて、「働く中で必要なチカラはたくさんあります。ただ、全てのチカラにおいて『進んで取り組む/主体性』がないと何も始まらないので自分から進んで考えて動くことが大切です。みなさんも自分から色々なことに挑戦してみてください。」と仕事をする上で大切なことについてお話をいただきました。最後に、「今日知らないことを色々と学べたと思います。どんなことでも学ぶことは世の中や自分のためになるので一生懸命勉強をしてください。スーパーでトイレットペーパーを買う時にどれにしようか迷ったときはコアレックス製品を是非手に取っていただけたら嬉しいです。」と子どもたちにメッセージを送りました。

授業の最後に代表児童が、「コアレックスという会社名は初めて聞きましたが、色々な話を聞いて、エスパルスと協力していることや地球に優しい商品を作っていることを知り、すごいなと思いました。僕たちもこれから環境のことを考えて生活をしてきたいと思います。今日はありがとうございました。」と感想を述べ、地元企業についての理解を深めた様子でした。


授業終了後は、コアレックスからエスパルスとコラボしたトイレットペーパーがプレゼントされ、受け取った子どもたちは嬉しそうな笑顔を浮かべていました。

富士市立吉永第一小学校6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。 授業にご協力いただきましたコアレックス信栄株式会社の宇佐美様、佐野様、稲葉様をはじめ社員の皆様、誠にありがとうございました。

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