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【イベントレポート】11月17日(木) 静岡市立清水入江小学校にて『エスプラス ~モノづくり編~』を開催

 『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校を訪問し児童と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開いたします。





 11月17日(木) 静岡市立清水入江小学校にて、クラブパートナーの明陽電機株式会社よりゲスト講師2名を迎え『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~モノづくり編~」を実施しました。

 最初に、「サッカーやエスパルスを通した地域(会社・市民)との関わりを考えよう」というテーマでエスパルスとパートナー企業、地域とのつながりを考えました。そして明陽電機の菊元柾人さん、伴野豪さんをゲスト講師に迎え、「仕事をする時に必要なチカラ」や「地元で働くこと」について学びました。


 明陽電機株式会社は、船の安全を守るための先端技術を使った製品作りを行う会社です。国内船の約90%に明陽電機製の製品が使われており、静岡県が誇るモノづくり企業の一つです。授業の中で、明陽電機製のセンサーや船に使われる部品などを直接触ったり、海上自衛隊「砕氷艦しらせ」が南極から持ち帰った氷を見たりするなど、普段なかなかできない貴重な体験に子どもたちは、興味津々の様子でした。

 最後に明陽電機の2人からそれぞれの仕事内容と仕事をする時に大切にしている「チカラ」について教えてもらいました。


 まず、菊元さんは、「私の仕事は出来上がった製品に問題点がないか検査して完璧な製品を送り出すことです。お客様により良い製品をお届けするためには、事前にしっかりと検査をして問題点を見つける【課題発見力】が大切です。」と話をしてくれました。


 次に、伴野さんは「私の仕事は設計課が描いた図面から、お客様の要望に沿った製品を作ることです。どんな場面においても、周りの人からアドバイスされるのを待っている人と自分で考えて行動する人とでは、成長速度が全く違います。私たちの仕事も同じで、目標を達成するために自分から行動することは、とても重要なことなので、進んで取り組む【主体性】が大切です。」と仕事に大切なチカラについてわかりやすく説明してくれました。


 最後の質問コーナーでは、明陽電機で働こうと思ったきっかけや仕事のやりがいについて、「人の役に立つ仕事に就きたかった。」「海外の人と仕事ができる職に就きたかった。」など子どもたちにわかりやすく丁寧な言葉で自身の経験や考えについて説明して授業を終えました。

静岡市立清水入江小学校6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

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