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【水戸戦プレビュー】~サポーターの声援を力に必ず勝利を~

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2022年11月5日。エスパルスはクラブ史上2度目のJ2降格が決まった。あの時の悔しさは一日たりとも忘れていない。ここからは、元いた場所に戻る戦い。それに加え、このような事態を二度と招かないように、J1で戦うための力をつけることが求められる。


昨年の悔しさを味わった選手たちが、数多く残った。そして、新しく加わった選手たちも実力者揃い。今年は他のチームを見比べても、段違いの戦力を備えていると言えるだろう。あとは、その彼らがどれだけ力を発揮できるかというところになる。


そのために準備を行っている。鹿児島キャンプ途中から挑戦しているのは3バックだ。ゼ リカルド監督は「攻撃の時に、よりセンターレーンに人が多く配置されている。守備に回った時には、逆にゴール前をプロテクトできる。そして、我々のサイドバックの選手は、攻撃力に長けた推進力のある選手たちで、攻撃的な能力がこのシステムでより生きる」と話すように、今年のメンバーに合わせたシステムにトライしている。これに、昨季から積み上げてきた4バックのシステムと併用することになりそうだ。


どちらのシステムを採用したとしても、ベースは変わらない。今年、指揮官が掲げているのは「アクションサッカー」。ボール保持率を高め、守備も前からアグレッシブに。自分たちが試合を支配して、J2という荒波を乗り越えていかなければいけない。


「エスパルスというだけで、相手のチームは200%で来る」


これはチームの始動日、J2を熟知する秋葉忠宏コーチが全員の前で話した言葉だ。簡単に勝てる相手など一つもない。1試合1試合、相手の攻撃を受けるのではなく、全力でぶつかり合うこと。そして、シーズンを通して「最善で最良の、最強のチーム」(リカルド監督)へと成長していく。


そのスタートの相手は、昨季まで3年間、秋葉コーチが育て上げた水戸だ。「ほぼ全選手知っていて、バイタリティ、メンタリティ含めてプレーの特徴以外のところまで把握している自負はある」と話しているように、チームとしては大きく変わっていない。


その水戸が大きく注目を浴びたのは、今月12日に行われた「いばらきサッカーフェスティバル」での試合だ。鹿島を相手に互角以上の戦いを見せた。序盤はミスから危ない場面を作られるが、26分にスルーパスから抜け出した武田英寿が先制ゴールを奪う。さらに、後半に入っても一発の破壊力を見せた。57分、左サイドから中央、そして右に展開。最後は右サイドバックの村田航一が押し込んで追加点を挙げた。シュート数は水戸が5本に対して、鹿島に14本ものシュートを打たれるなど、試合は完全に鹿島に支配されていた。しかし、結果は水戸が2-0で完勝。これが水戸の、いやJ2の難しさなのだろう。


開幕戦ということもあり、試合は簡単にはいかないかもしれない。エスパルスが劣勢の時間帯も必ずあるはずだ。だが、今年からエスパルスには大きな後押しが戻ってくる。それはエスパルスサポーターの声援だ。その力は必ずや選手たちを最後まで走らせ、勝利へ導く最大の要因となるだろう。そして、スタジアムが一体となり、勝利の宴=勝ちロコへとつなげたい。


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2023 明治安田生命J2リーグ 第1節

2月18日(土)14:00キックオフ

清水エスパルスvs水戸ホーリーホック

@IAIスタジアム日本平

<放送>

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