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【川崎F戦プレビュー】~前回対戦のような理想的な展開に~

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ルヴァンカップのグループステージは折り返しの初戦になる。ここまでエスパルスは1勝1分1敗で勝ち点は4。グループ2位につけている。


エスパルスのルヴァンカップ前節は、秋葉忠宏監督の初陣だった。前半、湘南に2点のリードを奪われ厳しい試合になったが、後半「オールコートマンツーマン」の指示を出して選手たちの戦う気持ちを引き出した。結果は0-3で敗れたが、試合後に指揮官が「高い技術力と、しっかりとした球際の強さを見せてくれたのは我々エスパルスにとっては大きな大きな希望だった」と話したように、この後半の戦いが今のエスパルスのベースになっている。


それらがリーグ前節、山口を相手に6-0という結果につながっていると言えるだろう。ボールを奪われても素早く取り返す、そして奪ったらゴールを狙うこと。チーム全体として積み上がってきている途中だ。リーグ戦に出られなかった選手も、次は自分たちがという気持ちでいるはず。ピッチで、存分に力を発揮していきたい。


一方川崎Fは、現在リーグ戦でまさかの13位。2勝2分4敗と苦しんでいる。直近の試合は、リーグ第8節名古屋戦だった。調子の悪さを裏付けるように、序盤の9分に失点を喫してしまう。右サイドでボールを落としたところを奪われてカウンター。米本拓司の縦パスを永井謙佑、そしてキャスパー ユンカーにつながれると、GKと1対1を決められてしまった。さらに、前半アディショナルタイムには、マテウス カストロに直接フリーキックを沈められてしまう。後半に入っても、攻撃の歯車が噛み合わない時間が続いたが、それを打ち破ったのは宮代大聖だった。56分、ゴール前で細かいパスをつなぐと、宮代大聖がゴールに流し込んで1点返す。さらに76分、大南拓磨のロングボールを宮代がワンタッチで狙うが、これはランゲラックがファインセーブ。結局、追いつくことができないまま、1-2で敗れた。


ケガ人の多い川崎Fだが、ここまで失点数が5番目に多い12失点というのが、ゲームを難しくさせている。中でも、前半の15分までの失点は4とリーグで最も多い。振り返ってみると、ルヴァンカップで前回エスパルスと対戦した時も、この時間帯に2点を奪ったことで、エスパルスは戦いやすくなった。だとすると、今回もエスパルスはこの時間帯が狙い目になるだろう。また、攻撃では今季公式戦で先制した試合は0で、後半に盛り返すという傾向があり、76分以降の得点は逆にリーグで最も多いというデータが出ている。エスパルスとしては早い時間に先制点、追加点、そして終盤に相手が出てきたところを仕留めるという、前回対戦のような展開が理想になる。公式戦アウェイ3連戦の2戦目、この川崎Fからも勝ち点3を持ち帰ってくる。


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2023 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ Bグループ 第4節

4月19日(水)19:00キックオフ

清水エスパルスvs川崎フロンターレ

@等々力陸上競技場

<放送>

TV放送:スカパー!

インターネット配信:SPOOX

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