「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業として実施している『エスプラス』は、エスパルスの選手、スタッフ、また地元企業の社員がゲスト講師となり、学校を訪問し児童生徒と共に学ぶ‘ホームタウン次世代育成プロジェクト’。ホームタウン静岡市、ファミリータウン市町で授業を展開しています。
今回の授業は、ファミリータウン富士宮市にて富士宮市立富士根南小学校6年生188名を対象に清水エスパルス広報部の三浦雄也が講師となり『エスプラス 富士宮市版~元プロサッカー選手編~』のキャリア教育授業を実施しました。
授業の中で三浦は、大人になって働くときに必要な力として、「進んで取り組む【主体性】、問題を見つける【課題発見力】、新しいことを生み出す【創造力】、分かりやすく伝える【発信力】など、どれも大事だが、現役時代も今も【課題発見力】が特に大切だと伝え、自己やチームの課題を見つけ、解決へ向けて練習した経験を話しました。
多くの児童がJリーガーの選手寿命は9~10年と予想しましたが、実際は平均2~3年と厳しい世界(三浦現役当時)。その中で三浦は6年間、ゴールキーパーという特別なポジションで現役生活を送りました。度重なる怪我に悩まされながら、2番手・3番手でも今の自分を見つめ直し、受け入れ、チャンスが来ると信じて日々の練習に取り組んだことや出場選手のサポートを行い続けたこと、そして突然やってきたチャンスにどう対応できたかを、当時の映像を流しながら話し、児童たちはメモを取りながら言葉に耳を傾けていました。
富士宮市立富士根南小学校6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。