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【浦和戦プレビュー】~勝利のみを目指して~

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現在エスパルスはBグループ首位。2勝1分2敗、勝ち点7で最終節を迎えることになる。相手は同じく首位の浦和。エスパルスは今節の勝利でグループステージ突破が決まるが、それ以外では次に進むことができない。つまり勝利のみを目指して戦うという分かりやすい戦いになる。


5月17日のJ2第16節千葉戦で秋葉体制になって初のリーグ戦黒星を喫してから、アウェイで連敗が続き、また天皇杯でも敗れるなど、この1か月は苦しい試合が続いていた。それでもリーグ前節の熊本戦は厳しい試合になったが、最後にカルリーニョス ジュニオのゴールが決まり1-0で勝利した。ようやく調子を取り戻してきていると言えるだろう。2012年に準優勝して以来、エスパルスはプライムステージ(決勝トーナメント)進出はない。11年ぶりのベスト8にあと一歩のところまでは来ている。この勢いのままグループステージ突破を目指したい。


対する浦和は、今季からマチェイ スコルジャ監督が就任し、序盤こそリーグで連敗を喫したが、そこから負けないチームへと生まれ変わっている。今季公式戦24試合で11勝10分、そしてわずか3敗だ。11勝のうちの1つはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦、アルヒラル戦の勝利も含まれている。アジアチャンピオンとしての強さを存分に見せているといって良い。


ただ、直近の公式戦はJ1第17節横浜FC戦。前半から大きなチャンスを作ることができず、シュート数こそ15本対5本と相手を圧倒したもののスコアレスドロー。最下位の横浜FCから勝ち点3を奪うことができなかった。


だが、この試合がそうであったように堅い守備は健在だ。今季リーグ16試合で失点は12。ルヴァンカップでも5試合で3失点しかしていない。エスパルスが勝利するためにはこの分厚い壁を崩していかなければいけないことになる。


それでも、その3失点のうちの1つはエスパルスが奪ったものだ。前回対戦となったグループステージ第2節、浦和駒場スタジアムでの一戦は、38分に左サイドからのピンポイントクロスをブライアン リンセンに決められてしまうが、71分だった。カウンターから前線のベンジャミン コロリのボールが入ると反転して左足を一閃。強烈なシュートが決まり追いついた。


今回も難しい戦いが予想される。それでも今のエスパルスには前節熊本戦で証明してみせたように勝負強さ、したたかさ、しぶとさが身についてきている。ホームのサポーターとともに、この重要な試合で大きな1勝を奪ってみせる。


 エスパルス公式アプリ「S-PULSE APP」では、試合前日コメントを公開!!

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2023 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ Bグループ 第6節

6月18日(日)18:00キックオフ

清水エスパルスvs浦和レッズ

@IAIスタジアム日本平

<放送>

TV放送:フジテレビTWO

インターネット配信:FOD

SPOOX

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