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【群馬戦プレビュー】~前半戦の最後を白星で飾る~

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チームはここからリーグ5連戦に突入する。J1昇格という今季最大の目標に向かって、ここが重要な局面になるだろう。そのスタートとなる今節は特に大事になる。


6月に入って、天皇杯、ルヴァンカップと相次いで敗退してしまった。直近の公式戦は、そのルヴァンカップ浦和戦だ。前半に北川航也の豪快なミドルシュートで先制するも後半の開始直後に失点。そこから踏みとどまり、逆にチャンスも作るなど堂々とした戦いを見せるが結果はドロー。Bグループは勝ち点8で3チームが並ぶも、直接対決や得失点差などでエスパルスは2位に終わり、グループステージ突破を逃した。


それでもリーグ戦で出場機会に恵まれていない選手などが奮闘していた。リーグでもその前に行われた熊本戦を1-0で勝利し、アウェイでの連敗を3で止めている。一時、調子を落としていたが、今はチームとしてまた上昇気流に乗っているところだろう。その勢いをここでさらに加速していきたい。


エスパルスがルヴァンカップを戦っていた裏で、群馬は東京Vと対戦している。試合は点の取り合いとなった。試合は29分、群馬は左サイドから佐藤亮のフリーキックがゴール前でこぼれ、これを押し込んだのは川本梨誉。エスパルスから期限付き移籍で群馬に加入しており、8試合ぶりの先発で結果を残した。しかし39分だった。東京Vが群馬ゴール前でしぶとい攻撃を見せると、最後は稲見哲行が強烈なミドルシュート。これがゴール右隅に決まって同点になる。さらに44分には北島祐二のスルーパスから山田剛綺がボールを受け、角度のないところからファーに流し込んで東京Vが逆転に成功。1点ビハインドで後半を迎えた群馬だったが、52分だった。岡本一真がボックス内の狭いスペースで武颯とワンツーを決め、そのままワンタッチでゴールに流し込んで同点。試合はこのまま終了し、群馬はリーグ3位の東京Vからアウェイで勝ち点を奪った。


エスパルスは群馬との前回対戦では苦しんだ。群馬とホームでの対戦では25分に先制されると、その直後にディサロ燦シルヴァーノのゴールで追いついたが、そのまたすぐ後に失点して勝ち越しを許してしまう。53分には3点目を決められてエスパルスにとってはリーグ初黒星を喫している。


もちろん、その頃とは全く事情が違う。群馬との対戦前は開幕からリーグ5戦連続ドローというチーム状況だった。攻撃が上手く機能せず得点を奪うこともできていなかった。監督も代わっている。同じような戦いとはならないだろう。


だからといって油断はできない。群馬は1試合多いとはいえ、勝ち点30でエスパルスとの勝ち点差は1。総得点が多いわけではなく、逆に総失点が少ないわけではない。ただ勝負強さがある。前半戦を終えてホームは5勝3分2敗と好成績を見せている。秋葉忠宏監督が「相手の良さを出させない」というように、手強い相手になることは間違いない。


エスパルスにとって前半戦の最後の試合。確実に勝利を収めて巻き返しの後半戦に弾みをつける。


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2023 明治安田生命J2リーグ 第22節

6月25日(日)19:30キックオフ

清水エスパルスvsザスパクサツ群馬

@正田醤油スタジアム群馬

<放送>

DAZN

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