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【秋田戦プレビュー】~4試合ぶりのホームでより多くのゴールを~

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6月3日からのアウェイ3連戦を終え、ようやくホームに戻ってくることになった。3試合の成績は1勝1分1敗。前節の群馬戦は悔しさの残るドローとなった。「先制点が大事」とチーム内で共有していた中で10分、相手に先制点を奪われてしまい自ら難しい戦いにしてしまった。それでも26分に北川航也の左足ミドルが炸裂して同点に追いつく。ただ、そこからチャンスを作れど得点を奪うことができず、終盤には何度も決定機があったものの元エスパルスGK櫛引政敏の好セーブなどもあり、最後まで逆転することができなかった。シュート数22本は今季最多。チャンスを活かすことができなかったことは再び課題になる。


今節を迎えるにあたり秋葉忠宏監督は、再び先制点の重要性を説いているが、「先制点を奪わせないこと」も大事だと言う。先制点がほしいが、前がかりになり逆に失点をしてしまうことがあれば元も子もない。そのバランスを大事にしたい。秋田は7勝のうち1-0で勝利した試合が5試合もある。相手の勝ちパターンにはまらないようにしたい。


秋田は、ここまで7勝6分8敗で14位。開幕から4試合連続無失点、また第10節で4位とスタートダッシュを決めていた。現在でも失点数は5位タイと堅守は維持している。ただ、順位を落としているのはリーグ22位の得点数だというところだろう。21試合で17得点と、1試合で1得点を奪うことができていない。


前節、秋田は藤枝とホームで対戦した。試合はいきなり苦しい立場に追い込まれる。4分、自陣でのミスから相手にボールを奪われると、渡邉りょうのシュートは何とかブロックしたが水野 泰輔に詰められ先制を許してしまう。それでも11分、髙田椋汰のクロスに対してゴール前に4人が飛び込む。これを中央の青木翔大が頭で豪快に決めて同点に追いついた。これが秋田にとって4試合ぶりの得点となった。これで勢いに乗るかに思われたが、34分に渡邉に勝ち越しゴールを許してしまう。さらに後半開始直後にもゴールを許して1-3で敗れた。


これで秋田はリーグ6試合勝利無し。エスパルスとしては確実に倒さなければいけない相手になるが戦いにくい相手でもある。守備を固めてくる相手に対しどう崩していくのかというのは簡単に答えが出るものではない。前回のホームゲームで金沢に対して3得点を奪って以降、ここ3試合は1得点に終わっている。


今節は乾貴士が累積警告により出場停止。今季チャンスを何度も作り出している乾の不在はチームにとって少なくない影響を与える。それでも「超攻撃的、超アグレッシブ」を掲げるチームにとって複数得点を奪うことは、特にホームの戦いになればサポーターも求めているものだろう。現在エスパルスはホームで4連勝中。しかも栃木戦は2-0だったが、いわき戦で9-0、藤枝戦で5-0、そして前回の金沢戦では3-0と大勝している。今節もより多くのゴールが見たい。


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2023 明治安田生命J2リーグ 第21節

6月28日(水)19:00キックオフ

清水エスパルスvsブラウブリッツ秋田

@IAIスタジアム日本平

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