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【千葉戦プレビュー】~最高の1日に!~

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S-PULSE 国立マッチ2023。昨年、大熱狂となった国立マッチが今年も開催される。昨年は横浜FMとの対戦で、試合には敗れたが最後の最後までワクワクする展開となった。今年も大勢のサポーターが集まる見込みで、2003年11月23日に新潟スタジアム(現デンカビッグスワンスタジアム)で開催されたJ2第44節新潟対大宮アルディージャ戦の42,223 人というJ2最多観客者数を超える可能性もある。


最高の舞台を前に、秋葉忠宏監督は「国立でやるということをイメージしようと、この1週間言い続けている」と言う。雰囲気に飲まれることなく、逆に「自分がどう躍動するのか、どう生き生きプレーするのか、どう良さを出すのか」ということを考えこの1週間準備に取り組んできた。


今、エスパルスには追い風が吹いている。前節大分戦は苦しい戦いを制した。10分に乾貴士がGKへのバックパスを追いかけボールを奪って、そのままゴールに流し込んで先制。後半に入って松尾勇佑にゴールを決められてしまうが、63分にカウンターから乾のゴラッソが決まって勝ち越し。エスパルスは今季2度目の3連勝となった。


前回の3連勝との違いを乾は「前回は勢いだけだったが今回は粘り強さがある」というように、チームとしての成熟を実感している。それは悔しい経験を糧にしてきたからだ。その1つが千葉との前回対戦だろう。アウェイの一戦は「オリジナル10」同士の譲れない戦いとなり0-0のまま試合は終盤に。ところが87分にロングスローから一瞬の隙をつかれて失点。秋葉忠宏監督就任後リーグ初黒星となった。翌節の町田戦にも敗れるなどチームとして調子を落としていたが、「我々は痛みからしっかり学べる。同じことを繰り返さない強さと賢さがある」と指揮官が胸を張るように、そこから立ち上がりよりたくましいチームになってきた。


対する千葉は前節金沢と対戦している。最初にチャンスを作ったのは千葉だった。30分に右サイド深い位置で末吉塁が入れ替わってボールを受けると、マイナスのボールに呉屋大翔が左足で狙うがシュートは枠の外。後半に入って今度は金沢のチャンス。51分に金沢はスローインからのコンビネーションでポケットを取ると、マイナスのボールに中央で大石竜平がシュートを放つが決め切れなかった。すると82分、米倉恒貴のクロスにブワニカ啓太がオーバーヘッドで狙うもクロスバー直撃。その跳ね返りを見木友哉が押し込んで千葉が先制した。その後も攻め続けた千葉が2試合ぶりの勝利となった。


粘り強い守備と1つのチャンスを決めきる力。千葉はエスパルス戦を含む8勝のうち、1-0の試合が7試合ある。つまり、千葉はエスパルスとの前回対戦のような展開を狙ってくるだろう。だが裏を返せば、エスパルスが先制してしまえば勝利の可能性が上がる。この3連勝は全て先制点を奪うことができているため、やはりこの試合でも先制点を奪われない、自分たちが先制点を奪うということは変わらない。


試合前には電気グルーヴのライブ、清水翔太さんの国歌独唱など様々なイベントがあるが、最後の締めはエスパルスの勝利で。この試合に勝利しエスパルスが今季初の4連勝となれば、他会場の結果次第で自動昇格圏の2位に浮上する可能性もある。3連休の中日を最高の1日にしたい。


 エスパルス公式アプリ「S-PULSE APP」では、試合前日コメントを公開!!

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2023 明治安田生命J2リーグ 第26節

7月16日(日)18:00キックオフ

清水エスパルスvsジェフユナイテッド千葉

@国立競技場

<放送>

DAZN

エフエムしみず

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