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【イベントレポート】9/26(火) 静岡市立清水庵原中学校にて『エスプラス ~食品商社編~』を開催

『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校、高等学校を訪問し児童と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開いたします。


9月26日(火) 静岡市立清水庵原中学校にて、クラブパートナーの東海澱粉株式会社よりゲスト講師2名を迎え『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~食品商社編~」を実施しました。


授業のはじめに、エスパルスのマスコットキャラクターや選手についてのクイズを行いました。エスパルスに興味を持っている生徒も多く、すぐに答えが出てきました。その後エスパルスとパートナー企業、地域とのつながりなどを紹介。そして、東海澱粉の山崎さん、永田さんをゲスト講師に迎え、「仕事をする時に必要なチカラや大切にしていること」について学びました。パートナー企業としてエスパルスとどのように関わっているか、また2人が仕事をする上で「必要なチカラ」は何かなど、分かりやすくお話していただきました。


澱粉は、「タピオカ」や「唐揚げ」など私たちにとって身近な様々な食品に使われています。また食品に限らず「ガムテープ」や「ダンボール」など幅広い用途にも使用されており、私たちの生活に欠かすことのできないものです。

また、澱粉の原材料には、日本で栽培することのできないものもあり、世界のいろいろな国から輸入されていることなどの説明を聞きながら、生徒たちは、実際に澱粉に触れながら学びました。環境に配慮した食品が求められていく中で、東海澱粉が取り組むSDGsについてもタイの工場の実践例を紹介しながら分かりやすく説明してくれました。


次に東海澱粉の2人からそれぞれの仕事内容と仕事をする時に大切にしていることを教えてもらいました。

まず永田さんは、「私は商品が安全・安心なものかチェックして全国の営業担当のサポートをしています。私の仕事では、「進んで取り組む【行動力】」を特に大切にしています。海外のルールと日本のルールが違うこともありますが、少しでも疑問に感じたことは、すぐに営業担当者や製造元に確認し、修正してもらうように伝えます。食品は毎日食べられ、毎日新たに作られています。皆さんに安全安心な食材を食べてほしいと思っているので、確認を怠る事はできません。自ら進んで、修正点や課題を見つけ、取り組む事がみんなの幸せにつながると思っています。」と答えてくれました。


次に山崎さんは、「私は総務課という場所で仕事をしています。会社で働く人たちが気持ちよく仕事ができるようにサポートする事が仕事です。私の仕事では「分かりやすく伝える【発信力】を特に大切にしています。専門的な仕事なので、会社で働いている人が総務課に聞きたい事があって聞く事は、何をどのようにしたらいいのかわからない事を聞く事が多いです。その為、どのような事を知りたいのかしっかり聞いて、分かりやすく伝える事が大切だと考えています。」と答えてくれました。


質問コーナーでは「売り上げの高い商品は何ですか」「分かりやすく伝えるチカラを身に着けるコツは何ですか」「どうしてこの仕事に就いたのですか」と生徒から次々に質問が寄せられましたが、それぞれの仕事の経験談を交えながら、質問に対して一つ一つ丁寧に答えて授業を締めくくりました。


授業後の感想では、「社会に働くときに必要なチカラが分かった」「中学校生活でも分かりやすく伝えることを意識していきたい」など学んだことを語ってくれました。

静岡市立清水庵原中学校2年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

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