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【イベントレポート】9/27(水) 静岡市立清水辻小学校にて『エスプラス ~モノづくり編~』を開催

『エスプラス』は、エスパルスの選手・スタッフ・クラブ職員がゲスト講師となり、静岡市内の小中学校、高等学校を訪問し児童と共に学ぶホームタウン次世代育成プロジェクト。「エスパルス」に様々なものを「プラス」して新たな授業を行う「エスプラス」としてブラッシュアップし、地元企業を講師に迎える授業も展開いたします。


9月27日(水) 静岡市立清水辻小学校にて、クラブパートナーの明陽電機株式会社よりゲスト講師2名を迎え『エスプラス』「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~モノづくり編~」を実施しました。


最初に、「サッカーやエスパルスを通した地域(会社・市民)との関わりを考えよう」というテーマでエスパルスとパートナー企業、地域とのつながりを考えました。そして明陽電機の菊本柾人さんの代理の伴野豪さん、稲葉駿輔さんをゲスト講師に迎え、「仕事をする時に必要なチカラ」や「地元で働くこと」について学びました。


明陽電機株式会社は、船の安全を守るための先端技術を使った製品作りを行う会社です。国内船の約90%に明陽電機製の製品が使われており、静岡県が誇るモノづくり企業の一つです。授業の中で、明陽電機製のセンサーや船に使われる部品などを見たり、船内の写真から船の仕組みを考えたり、普段なかなかできない貴重な体験に子どもたちは、興味津々の様子でした。

最後に明陽電機の2人からそれぞれの仕事内容と仕事をする時に大切にしている「チカラ」について教えてもらいました。


まず、伴野さんは、「私の仕事は出来上がった製品に問題点がないか検査して完璧な製品を送り出すことです。お客様により良い製品をお届けするためには、事前にしっかりと検査をして問題点を見つける【課題発見力】が大切です。」と話をしてくれました。

次に、稲葉さんは「私の仕事はお客様の声を製品に反映し、要望に応えることです。設計図を描かないと製品はできません。いつまでにお客様に届けるかが決められていて、間に合わないとお客様が困ることになります。まず設計に進んで取り組むこと【主体性】が大切です」と仕事に大切なチカラについてわかりやすく説明してくれました。


 最後に伴野さん、稲葉さんより「問題を見つけることは、みんなの普段の生活でも大事です。友達が困っているときには、相手の立場になって気づけることも問題を見つけるチカラです。これからの生活でも意識してみてください」「主体性とは周りに流されないで自分で考えて行動するということです。相手の気持ちを考えることも重要です。相手の気持ちを考えるのも主体性です。ぜひ自分で考え行動してみてください。」と子どもたちに分かりやすくメッセージを伝えてくれました。

静岡市立清水辻小学校6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

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