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【イベントレポート】10月5日(木) 静岡市立川原小学校にて『エスプラス ~元プロサッカー選手編 キャリア教育~』を開催しました

10/5(木) 静岡市立川原小学校にて、エスパルス育成部ヘッドオブコーチングの森岡隆三を講師に『エスプラス』元プロサッカー選手編キャリア教育」を実施しました。



『エスプラス』は「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業。2011年度より静岡大学教育学部、静岡市との協働事業として実施しているエスパルスドリーム教室を2020年度よりブラッシュアップし、エスパルス+教科、エスパルス+キャリア教育(クラブスタッフ編、元サッカー選手編)、エスパルス+キャリア教育+企業といった授業をホームタウン静岡市にて展開しています。

授業はエスパルスの簡単なクイズからスタート。エスパルスの「S」の意味や、マスコットの名前クイズなどほとんどの児童が大きな声で答えてくれました。


続いて、森岡が登場し、子供の頃からの挫折やモチベーションが上がった出来事として「家族に言われて傷ついた話」や「監督にチームでサッカーさせてくださいと直談判した話」などプロになるまでの自分の経験を話しました。元日本代表選手の森岡が順調なサッカー人生を送っていたわけではなく、悩んだり落ち込んだりを繰り返していたことに、児童たちは静かに聞き入っていました。


大きな転機として、高校時代にレギュラーを諦めようとした時に、監督の言葉ではっとさせられたことがありました。自分が100%の力を出していると思っても、周りから見たらそれは100%ではない。そんな時は、周りが思う100%に近づけるようもっと頑張ればいいんだ!いろいろなことを自分自身で決めつけてはダメだ。と。


「常識」の反対は「非常識」というけれど、「異常識」でいいと思います。常識や正義はひとつではありません。決めつけず、いろんな角度で見たり考えたりすることが大切です。


と、常識にとらわれない柔軟な考えをするためのクイズを突然出された児童たちは、真剣に考え込んでいましたが、なかなか正解にたどり着けず、森岡から正解を伝えられると、「え~」「ずるい~」と。「ちなみに、僕は、現役時代に答えが出るまでに30分考えました。」と森岡が言うと、児童たちも納得の様子でした。

 次に、「プロで成功するための条件」をよく聞かれることがあるけど、足が速いとかパスが上手いとかももちろん大事だと思いますが、「応援したくなる人間」であることだと思います。例えば、足が速くても、いつも遅刻してくる人だったら、応援したくないですよね。なので、皆も周りの人から「応援したくなる人間」になるようにしてくださいと、児童たちにメッセージを送りました。


最後にみんなで記念撮影をし、授業は終了となりました。

静岡市立川原小学校6年生の皆様、関係者の皆様ありがとうございました。

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