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【清水エリア/マツコーチ】 『プレーヤーズファースト』

ようやく桜の花も満開を迎えました。ご入学、進級おめでとうございます。
今回のコーチブログはマツコーチが担当いたします。よろしくお願いします。

いよいよ2024年度のサッカースクールが始まりました。今年度も子どもたちは様々な思いを持ってスクールに通ってくるでしょう。
「ゴールを決めたい」、「ドリブルで相手を躱したい」、「アシストをしたい」、「友だちに会いたい」、「○○君と一緒にプレーしたい」、「うまくなりたい」、「サッカー選手になるために頑張りたい」、「思いきり楽しみたい」、などなど。すべては期待感といった言葉でくくれるでしょう。
この子どもたちの期待感と同じように保護者の方々の期待感もありますので、我々コーチたちは、こういった親子の期待感に応えるべく指導を展開していきます。

指導をする上で、コーチたちの基本的な心構え、合言葉があります。それが「Players First(プレーヤーズファースト)」といったフレーズです。

この言葉は、JFA(日本サッカー協会)が提唱しているものであり、サッカー環境に関わるすべての人や物事を、子どもたちにとって何が一番良いのか、といった観点で考えましょう、といったことが趣旨となっています。

子どもたちが楽しくサッカーをする上では大小様々な壁や困難が現れます。壁を乗り越えれば子どもは成長します。成長しながら困難を乗り越えます。

その時に、コーチは代わりにやってあげたほうがいいのか?手伝ったほうがいいのか?見守ったほうがいいのか?どれくらいサポートすればいいのか?

それこそケースバイケース、子どもの状況によって手立ての方法は千差万別です。非常に判断が難しく、そしてそれが良かったのかどうかもやはり難しい。悩ましいですね。

もう1つ、大切にしている言葉があります。元日本代表の監督であり、日本のサッカーに多大なる影響を与えたイビチャ・オシム氏の言葉です。

「今日の結果ではなく、明日子どもがどんなプレーをするかを楽しみに指導すること」

この言葉、改めて噛み締めると、先の「Players First(プレーヤーズファースト)」と重なります。現時点でどうこうではなく、将来の子どもたちのプレーに期待して、ワクワクして指導することの大切さを謳った言葉です。明日の子どものプレー、すなわち未来の子どもの姿にとって何が一番良いのか十分に考え、楽しみに指導をしたいと思います。

春の到来にウキウキして、なんだか理屈っぽくなりましたが、子どもたちと思い切りサッカーを楽しみます!

今年度もどうぞよろしくお願いします。


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