太田選手(アルビレックス新潟)
右サイドからスピードを生かした突破でエスパルスを脅かしていましたね!一緒にボールを蹴っていた仲間がJリーグのピッチに立っている姿を見ると、本当に心の底から応援するようになります。プロになった選手たちの意識、行動を近くで観てきたからこそ、努力は報われるのだなと本当に実感します。スクール生、SSチームの選手の皆さんに一番伝えたいことは、コーチの周りにいたプロサッカー選手の方たちは、プロ選手になるために何かを犠牲にしてきて、相当強い芯を持っていて、周りに流されない力を持っていたということです。太田選手はオフの日も常にサッカーと向き合っていたなと振り返ります。自主練はもちろん、体のケアまで本当にすべてをサッカーのために行動していた印象が強いです。
もう一つ具体的なエピソードでいうと、今年セレッソ大阪に移籍した、GKの福井光輝選手も同じく大学時代のチームメイトでした。
福井選手(現C大阪、町田ゼルビア時代)
休日に一緒に出掛けて、夕食を食べた後、ごはんコーチを含め何人かの人たちはまだ帰らずぶらぶらしようと話していたものの、福井選手は寮に帰って、風呂上りにストレッチをする時間、睡眠時間から逆算した時にはもう帰らないといけない。と言っていました。その時は冗談で、「ノリが悪いな!」「帰りの電車の中でストレッチすれば良いよ!」など茶化していました。今でも会った時にはあの頃のエピソードを話し、笑いのネタにはなりますが、本心ではプロになる選手はそこで周りに流されず、自分の芯を持って行動できる強さがあるなと感じています。
みんながそれぞれ夢や目標を持っていると思います。夢を追う過程には、楽をしたい自分との戦いや、周りからの楽しい誘いなど様々な誘惑が絶対舞い込んできます。そこでも目標のためにやるべきことを優先できる強い信念を持った人がコーチの周りではプロになったので、あながち間違いではないのかなと感じています。
21番福井選手、11番太田選手、16番ごはん選手
ごはんコーチや周りの仲間たちも本気で努力している姿を見てきたので、今活躍している姿を見たときには、自分のことのようにうれしくなると思いますし、また自分も負けずに頑張ろうという活力にもなっています。今年はサッカーを共にした仲間のプレーを応援に行き、刺激をどんどんもらいたいなと思います!スクール生やSSチームの選手の皆さんも、目標に向かって強い信念をもって行動できる人になりましょう!
2024年12月にはタイでもサッカー仲間ができました