MATCH PREVIEW
8連戦の中でも山場であったアウェイ3連戦は、無念の3連敗。水曜日に行われたカップ戦は磐田との静岡ダービーに敗れて早期敗退となり、「ダメージの残る負け方だった」と秋葉忠宏監督は振り返る。しかし、だからこそ「無理矢理にでも明るい空気感をつくり出すことが大事」と指揮官は選手たちに伝え、磐田戦翌日の三保グラウンドではいつもどおり互いに声を掛け合いながらトレーニングに励む選手たちの姿があった。
カップ戦敗退のショックは、出場した選手のみが味わったものではない。メンバー外だった北川航也、住吉ジェラニレショーン、山原怜音、小塚和季も自主的にヤマハスタジアムへ足を運び、屈辱の光景を目に焼き付けた。また……
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前日監督コメント
秋葉忠宏監督
(ルヴァンカップの結果を踏まえて)あれで悔しくない選手はいないし、ダービーの重要性は分かっていたはず。この痛い思いを忘れずにいてほしいのと、一つのプレーでルヴァンカップはもうタイトルを獲れる可能性がなくなってしまったということ。試合後にも言ったように若いとか試合経験がないことは関係なく、1プレーですべての人の想いが無駄になってしまう。一生懸命やっていることは当たり前で、それプラス我々は結果の世界で生きているということをもう一度みんなが自覚しながらやっていかなければいけないし、教訓にするには一生忘れられないようなゲームだったと思う……
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前日選手コメント
松崎快選手
連敗にはなってしまっているが、チームとしてのスタンスは間違っていないと思うので、あとはゴール前のクオリティのところ。それが一番難しことではあるが、もう少しゴールに近づきたい。(失点が増えていることについては)守備をどう設定するかという話になると思うが、後ろに引くのも、前から圧力を掛けに行くのも、どちらも“守備”で、その中身という点で考えると、やはり前から行くほうが勢いも出るし、それがエスパルスの戦い方。もちろんスコアや時間帯によっては引く時もあるとは思うが、基本的にはそれはしないほうがいいと思っている。ただ……
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PLAYERS INTERVIEW
――公式戦は3連敗となってしまいましたが、今日(4月10日)の練習の雰囲気はいかがでしたか。
「今日はルヴァンカップに出なかったメンバーが中心でしたが、しっかり盛り上げながら今できることをやれたと思います。連戦中は次の試合がすぐに来るので、勝手に切り替わるところもありますし、逆に1週間空くより良いと俺は思っています。もちろん連戦なので身体はきついですけど、一つ勝てばまた乗っていける気がします」
――連敗の中、今チームとして大事にすべきことは何だと思いますか。
「もうやり続けるしかないと思います。下を向いていても何も返ってこないですし、秋葉監督も言っていましたけど、誰かが助けてくれるわけでもないので、この状況を覆すには自分たちがやるべきことをやって、結果で示していくしかないと思っています」
――今感じているチームの課題は?
「後半の入りに失点してしまっているところ。もちろん前半の入りもそうですけど、一番集中しないといけないと言われる時間帯に失点してしまっているので、そこはみんなで修正していかないといけないです。ただ、自分たちのやっていることは間違っていないと思うし、俺はそこにすごく自信を持っているので、どれだけの選手が自信を持てるかが大事になってくると思います。みんなが自信をなくさないように自分からも発信していきたいですし、やり続けることで結果もついてくると思うので、下を向かずにやり続けていきたいです」……(全文はエスパルスアプリ『フリーコンテンツ』へ)
DATA STATS
2023シーズンのYBCルヴァンカップ以来2年ぶりの対戦となる川崎フロンターレ。今季は8年間続いた鬼木監督体制にピリオドを打ち、長谷部新監督の下で再スタートを切って、ACLエリートも含めて2カ月間で今節が14試合目。それでもJ1リーグで4勝4分1敗と好スタートを切っている。
川崎Fのレーダーチャートを見ると、攻撃の全項目とインターセプトが平均を上回り、とくにシュート数に比べてゴール数が多いことが目立つ。シュート決定率は15.0%と高く、3得点のエリソンを筆頭に、2得点が4人、1得点が6人とどこからでも点が取れるのが強みと言える。ただ……
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