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《エスパルスアプリ更新》【5/17鹿島アントラーズ戦】試合後コンテンツ配信情報

MATCH REVIEW

「それでも、勝ったのは鹿島ですから……」

指揮官の言葉が、この試合のすべてだろう。

首位の鹿島に挑んだエスパルスだったが、またしても勝利を掴むことができず、これで4戦未勝利となった。


前節に町田と引き分け、連敗をストップさせたエスパルスは、4試合ぶりの勝利を目指して鹿島の本拠地に乗り込んだ。


怪我人が徐々に戻りつつあるエスパルスは前節からスタメン2人を変更。山原怜音が3試合ぶりに先発に復帰し、住吉ジェラニレショーンは7試合ぶりにスタートから最終ラインに入った。システムは4-2-3-1に回帰し、より攻撃的な戦いを目論んだ。


対する鹿島は6連勝中と勢いに乗る。川崎Fの黄金時代を築いた鬼木達新監督の下で、常勝軍団復活の予感を漂わせている。しかもホームでは滅法強いチームである。難攻不落とも言えるこの地で勝利を掴むのは、決して容易くはないミッションだ。


それでもエスパルスは相手の出方を窺うことなく、立ち上がりから勇敢な姿勢を示した。ミドルブロックで構える鹿島に対し、落ち着いたビルドアップからボールをスムーズに前へと運んでいく。開始5分には敵陣でボールを奪い、北川航也がループ気味にシュートを放つ。ボールはバーの上を越えたが、ゴールに向かう意識は高かった…

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試合後監督コメント

秋葉忠宏監督

鹿島さんを超えることも、指導者として、監督として尊敬する鬼木達を超えることもできなかった。ただただ、自分の力のなさ。選手たちはこのアウェイの地であれだけ躍動し、ハイパフォーマンスを見せてくれたが正しく結果に導いてあげられなかった。監督としてただただ自分の力のなさ、不甲斐なさを感じたゲームだった。もう一度鹿島さんとホームでできるので、選手たちに報いるためにも、こういうゲームを必ず勝点3に、どういう状況であろうと必ず勝つチーム、選手、監督、クラブになれるように、必死になって、私自身が選手たちに見合う監督になれるようにやっていきたい。


――攻撃的な姿勢を見せているが、4試合勝ちなしという現状を踏まえてどう改善していくか。

まずはしっかりと映像を分析しながら答えを出したい。選手たちの表情を見ても我々が進んでいる方向性、続けているフットボールは間違っていないと思っている。だからこそ、ここで自分たちから崩れたり、壊れたり、大きくやり方を変えてしまうのはもったいないと思う。これだけのパフォーマンスを見せてくれている選手たちに報いるだけの監督になればいいだけ。しっかり継続して選手たちのハイパフォーマンスが結果となって表れるように、より強気に、より獰猛に、より攻撃的に、よりアグレッシブになるようにやっていきたい。


――鬼木監督と試合前後に会話をしていたが、どう感じたか。

同じ高校で、布啓一郎先生という同じルーツから育った者として、勝負へのこだわりやどう勝つのかを叩き込まれた中で、また鬼木達を超えられなかったのかと。もちろんJ1という日本最高の舞台で戦えたことに嬉しさを感じるが、いちフットボーラーとしても指導者としても男としても尊敬する先輩だからこそ超えなければいけないと思っていたし、アウェイの地でそれをやってのけてこそ価値があると思っていた。超えられなかったことは素直に受け止めて反省したいと思う。ただ、心の底からおめでとうと伝えたい。これからも日本サッカー界を引っ張っていく存在にお互いになれるように、私自身が達さんに近づけるように、そして超えていけるようにもっともっとやっていきたい。


――ゴールを奪うために必要なこと。

まずはチャンスを仕留めきれるだけの決定力、冷静さ、落ち着きみ。フィニッシュまで行けていないことはないので、まずはそこを一発で仕留めるだけのクオリティを出すこと。あとはいつも言っているとおり、1回で仕留められないのであれば、5回、10回とチャンスを増やす努力を監督はやらなければいけない。チャンスの回数が今日よりも2倍、3倍になるよう、またしっかりといろいろなものをトレーニングから落とし込んでいきたい。


――選手たちにはどのような言葉をかけたか。

この悔しさを忘れず、必ずもう一つ上のレベルに行こうということ。どんなに惜しいゲームをしても結局勝ったのは鹿島さんだったし、我々はプロであり結果の世界で生きている。今日ここに観に来てくれた方は内容も観ているが、新聞などでスコアを見ただけの人には結局1−0で勝ったのは鹿島だったということだけ。どういう状況であろうと鹿島さんのように勝つ。もう一つ、二つ上のランクのチーム、選手にならないといけない。僕自身がそういう監督になれるように、選手を正しく結果に導けるようにしたい。


試合後選手コメント

北川航也選手

どれだけ良い戦いをしても結局勝点が取れないのであれば意味はない。それにしても失点は軽いと思うし、それは誰か一人のせいではなくチーム全員の責任。得点が取れないことも問題だと思う。それも誰か一人のせいではなくチーム全体の責任だと思っているし、良い戦いをした、良いプレーをした、だけでは評価されない世界だと思う。

やっているサッカーが間違っていないと言っても、この内容で勝点が取れないことのほうが…

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沖悠哉選手

良いサッカーができても結局勝負の世界なので、そう考えるとまだ足りない。

(失点シーンはブラインドだったか)いや、味方の選手に少し当たったのもあったが、それでも反応したかったという思いはある。サイドをえぐられた時点で、中のマイナスのところは注意しなければいけない場面だったので、事前にもう少しコーチングをして対応できれば良かった。

カシマスタジアムはやはり良いスタジアムだし、プレーしていて楽しいと感じた。だからこそ本当に勝ちたかったという言葉に尽きる。鹿島では得られないものを清水に来て経験しているし、それを自分のものにできている自負はある。清水に移籍した決断が…


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