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《エスパルスアプリ更新》【6/1セレッソ大阪戦】試合後コンテンツ配信情報

MATCH REVIEW

開始4分、いきなり衝撃のゴラッソが生まれる。エリアのはるか手前で松崎快が倒されて、FKを獲得。ポイントに立ったのは山原怜音だった。直接狙うにはやや距離が遠いように見えたが、背番号14に迷いはなかった。力強い助走から右足を振り抜くと、相手GKの反応をあざ笑うかのように鋭い弾道がネットへと突き刺さった。


指揮官も驚きを隠せない圧巻のFK弾で先手を奪ったエスパルスは幸先の良いスタートを切ったものの、振り返ればこの日のハイライトはこのシーンのみだった。


前節、王者神戸との撃ち合いを制し、5試合ぶりに勝点3を手にしたエスパルスは、C大阪の本拠地に乗り込んだ。


スタメンは結果も内容も伴った神戸戦から変更はなく、サイドバックの山原と高木践の位置が入れ替わったのみで、前節からの良い流れを踏襲した。


対するC大阪は今季より指揮を執るアーサー パパス新監督の下で、リーグ屈指の攻撃サッカーを展開する。警戒したいのはブラジル人トリオが形成する強力な3トップだ。またこの日を最後に海外移籍の準備のためにチームを離れる北野颯太のラストマッチという付加価値も、相手にとっては負けられない理由となっていただろう。


山原の一撃で先手を奪ったエスパルスだったが、その後はC大阪の攻撃をもろに受けてしまう。巧みなビルドアップでプレスをはがされると、両ウイングの背後を突くスピードにも手を焼き、自陣での対応を余儀なくされた…

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試合後監督コメント

秋葉忠宏監督

最高に良い入りをした中で自分たちからゲームを壊し、崩れてしまった。全くもってJ2でどう勝ってきたのかを示すことができなかった。ここへ北野颯太選手のお祝いに来たわけでもないのにああいうゲームをしてしまう。4点も5点も取られていては勝てるゲームは一つもないし、もっと言えばVARやPKで助けられているのに、何点取られているんだという守備だった。もう一度しっかり自分たちに矢印を向けながら、より強度の高い無失点にこだわった守備をしなければいけない。

これでリーグ戦が半分終わったが、負け越しも決まったし、得失点差も0。はっきり言って残留争いをすると思うので、この力のないチームをどう残留させるのか、しっかりと現実を見つめながら残り19試合、残留できるように必死になって戦いたい。


――守備面のどこに課題があったか。

まずは守備もそうだが、何事もないイージーなパスから流れを壊し、ゲームを壊してしまった。せっかくFKの得点で最高の入りをしたのに、たった1個のパスでゲームが壊れてしまうという怖さを把握しなければ何回だってゲームは壊れる。たった1個のミスでこういうことが待っているということを全員が把握しなければいけない。いつも言っているようにボールを奪いに行く、トライするミスはいくらしても構わないが、あんなミスは絶対に許されないし、あんなことをやっているチームが勝てるわけはない。ミーティングや、私の普段の振る舞いなどがああいう緩さを呼んでいると思うので、もう二度と許さないようにしっかりやりたいと思う。


――途中交代した北川選手の状況。

まだ何もわからない。これから病院に行ってどういう状況になるか心配している。当たり前だが生身の人間なのでアクシデントは起こり得る。残った選手でどういうふうに勝点を取っていくのか。エースでありキャプテンがああいう形になったというのが現実なので、しっかりと全員で穴埋めができるよう必死になってトレーニングをやっていきたい。


――前半押し込まれた時間をどう乗り切ろうと考えていたのか。

まずはいつも言っているが自分たちから崩れないよう我慢強くしっかりやろうと話している。今日はどちらかというと自分たちで我慢できなかった印象がある。どうやってJ2で勝ってきたのかということ。レベルが上がったリーグでやることやメンタリティが変わってしまえば、やってきたことができない、我慢のきかない大崩れするゲームになる。どういうふうに勝ち癖をつけてきたのか、もう一度成功体験を思い出し、これを高いレベルでやれなければ、いつまでもエレベータークラブになる。もう一度その点を自分たちで厳しく反省したい。


――セットプレーでのピンチが多かったことについて。

かなりやられたので、前後半で守備のやり方を変えた。神戸戦から続いているのでもう一度見直さなければいけない。昨日は準備の段階で雷もあってほぼトレーニングができない状態で来た。やはりトレーニングは大事だと改めて感じさせられた。もちろん天候の問題なのでどうしようもないが、これも良い教訓にして、こういうことがあってもアプローチできるように、我々スタッフもしっかりと次に向かってやりたい。


――郡司選手がJ1デビューで初ゴールを決めたことの評価。

ケガが続いて出遅れ、トレーニングマッチを含めて1試合ぐらいしかできていなかった中、今日は自分で勝ち取ったというよりもケガ人が多い中で順番が回ってきたという形だった。ただ、一発回答して見せる、点を取るツボを知っている選手だと思う。一つJ1で証明できたことは本人も自信になると思うので、ぜひ続けていってほしい。


試合後選手コメント

乾貴士選手

先制点はすごく良い形で(山原)怜音がFKを決めてくれたのは良かったが、自分たちのミスからペースを握られてしまった。そこは反省しないといけないし、やはりつなげるところはもっとあったと思う。(宇野)禅斗などにも言ったが、前に蹴るだけでなくしっかりつなげるところはつなごう、と。なかなかゲームコントロールができていなかったので、それを試合中にもハーフタイムにも伝えたし、自分たちの反省点として全員がやっていかないといけないと思う。

良いところもあれば悪いところも出たリーグ前半戦だったと思うので…

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中原輝選手

途中出場の際は負けていたので、引っくり返すことを前提にピッチに入った。前半を外から見て感じていたのは、セットプレーでやられたのもそうだが、相手は3トップがピン留めに来ていて、間延びしているなと。(サイドの裏を取られる回数が多かったのは)前から行こうとするところを、やはり相手は…


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山原怜音選手

ゴールについては、もう誰も覚えていないのではないか、というぐらいの結果になってしまった。ああいうFKを蹴るところを皆さんの前であまり見せてこなかったのでイメージになかったかもしれないが、個人的には小さい時からああいう時に思い切り蹴って長い距離のFKを決めるのは得意としてきた。試合の序盤であり、いけるかなと思っていたし、蹴る前から何かが起きそうな雰囲気も自分の中であったので迷いなく蹴れたのは良かった。アウェイで先制点にこだわっていて、やはり先制点を取れば試合を有利に運べるというのを何試合も経験してきたので、取れたときは「よし」と思ったが、その後の試合展開を含めたら自分のゴールを勝利につなげられなかったのは悔しい。


自分たちのボールの取られ方が悪く…

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郡司璃来選手

途中出場の際は負けていて、追いつけるように点を取りたいと思って試合に入った。監督からも「点を決めてこい」と言われていた。(J1デビュー戦だったが)セレッソさんは個々ですごく上手かったのでやはりこれがJ1なんだなと感じたが、その中でも自分は点を決められたので、やれるなという自信もついた。

ゴールを決められたのは良かったが…

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