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【イベントレポート】『Jリーグ版よのなか科』清水エスパルスジュニアユース三島実施

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清水エスパルスでは、Jリーグキャリアサポートセンターとの共同により清水エスパルスジュニアユース三島U14の選手を対象とした「Jリーグ版よのなか科」の授業を実施致しました。

本授業は、サッカーを取り巻く環境などからお金の仕組みや支えてくれる方々の存在を知り、選手間で様々な意見交換等をする中で、計5回の授業を通じて考える力を身につけ今後の選手自身のキャリアや将来像を描くことを最終目的としております。

これらはプロサッカー選手を目指す選手たちにとって重要な知識となることはもちろん、クラブの仲間や指導者、保護者といった周囲の人たちと共に考え、書き、話し、聴くといった営みを通じてコミュニーケションスキルを向上させる糧となります。そして、選手たちがピッチ上で卓越したパフォーマンスを発揮するために必要な心構えを身につけることに加え、自らのキャリアについて健全な考え方を育み、一社会人として適切な就労観や職業観を得ることにもなる授業となります。

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授業で選手たちは、「ロールプレイング」や「シミュレーション」、「ブレーンストーミング」、「グルーピング」、「ディベート」等の手法を知る事になりますが、その中から様々な情報(知恵)を自分の視点で編集して、自分の結果(考え)を導き出していくことになります。

これらはプロサッカー選手を目指す選手たちにとって重要な知識となることはもちろん、クラブの仲間や指導者、保護者といった周囲の人たちと共に考え、書き、話し、聴くといった営みを通じてコミュニーケションスキルを向上させる糧となります。そして、選手たちがピッチ上で卓越したパフォーマンスを発揮するために必要な心構えを身につけることに加え、自らのキャリアについて健全な考え方を育み、一社会人として適切な就労観や職業観を得ることにもなる授業となります。

■ 第1回「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」

クラブ運営に必要な“お金”の仕組みに触れ、アカデミー選手がトップチームへ昇格することの重要性を経済的視点から学びました。ゲストとして杉山敏取締役にもお越しいただきました。早い段階から現実に目を向け、自分たちの立場を理解するきっかけとなりました。


■ 第2回「Jリーグがめざすものを考える」

ディベート形式で進行し、仲間の多様な意見を聞くことで自分の考えを整理し、伝える力を養いました。Jリーグそしてクラブチームが目指す方向性や考え方について、活発な議論が交わされました。


■ 第3回「Jリーグをとりまく職業を考える」

サッカーを支える多様な職業を知る回。後半には、自分が興味を持つ“Jリーグに関わる仕事”について考えるワークを実施し、選手それぞれの視野が広がる時間となりました。


■ 第4回「職業と『意志』『役割』『能力』の関係を考える」

トップチーム副務の西山敬大さん、チケット・イベント業務担当の木下亜沙香さんをゲストに迎え、仕事に必要な「意志」「役割」「能力」について具体的な事例とともにお話しいただきました。西山さんからは現場でのスパイク・ユニフォームの管理方法など、プロならではのエピソードも交えた貴重な学びとなりました。


■ 第5回(最終回)「自分のキャリアイメージプランを考える」

これまでの学びを踏まえ、各選手が「意志」「役割」「能力」の観点から“5年後の自分”をイメージしたキャリアプランを作成。最後には全体の前で一人ひとりが発表し、緊張の中でも力強い言葉で将来を語る姿が印象的でした。

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少し難しさを感じる内容もありましたが、選手たちは他者から得た多様な情報を自分なりに整理し、最終的には一人ひとりが“自分の言葉”でキャリアイメージプランをまとめ上げることができました。このプロセスを体験できたこと自体が、彼らにとって大きな財産となったはずです。

今後もJリーグと協力しながら、選手一人ひとりの成長につながる取り組みを継続し、より多くの素晴らしい選手を育成していきたいと考えています。

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