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【J1第20節大分トリニータ戦プレビュー】猛暑の九石ドームを征す精神力を

 リスタートへの意気込みを結果という形で表現することができなかった大宮戦。開始早々にセットプレーから失点し、ビハインドを追う形となったが、決定力不足解消を目指し、チャンスメイクなど内容面では悪くはなかった。それだけに、試合後の選手たちは悔しさを隠せなかった。

 まだ15試合と捉えるか、もう15試合しかないと捉えるかは、チームが置かれている順位にも大きく影響するだろう。降格の危険がちらつく状況ではなおのこと脱出するために、なりふり構わず戦ってくるはず。上位陣との対戦同様かそれ以上にシビアな戦いが予想される。

 日が沈んでも蒸し暑く、なおかつ長距離移動を伴う大分遠征。しかもお盆期間中とあって人出は想像を超えた状況に違いない。悪条件には違いないが、そのなかでもいかに最低限の結果を導き出すかが重要になってくる。長谷川監督はキャンプやシーズン前のトレーニングにあえて、激しいトレーニングを課した後に練習試合を組むなど、限界を越えた状況を作って、そのなかでどれだけやれるか、選手を追い込んだ。

 激しい試合になることはわかっている。だが、首位G大阪との勝点差は15に開いた。少しでも上の順位で終わるためにはこれ以上の敗戦は避けなければならない。Uターンラッシュを省みず、大分へ向かうサポーターや吉報を待ち望むサポーターのためにも、この一戦に勝って静岡へ帰ろう。

前回の対戦(第5節@日本平)では市川、チョ ジェジンのゴールで勝利を飾ったエスパルス。アウェイでも勝利し夏の連戦に弾みをつけたい。

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