「僕らが一番勝点3を欲しい」。広島戦後に藤本が言った。選手全員の気持ちだろう。静岡ダービー以降の柏戦で1-1、浦和戦で2-2、広島戦で0-0と3試合続けてドロー。タイトな日程の中、全力で戦う選手にとってはその“対価”が思うように得られず、切ない状況が続いている。決してシュートが撃てなかったわけでもない。守りきれなかったわけでもない。それだけに、思うように出ない結果に、試合後の選手たちの表情も少し重い。だが、こんな状況だからこそ、今やっていることを続けるしかないことも選手たちはわかっている。そして、結果さえ出れば流れに乗れることも。
対する千葉も苦しい状況にいる。今季9節まででわずかに1勝。7得点を挙げているが、失点は13点で現在17位。前節鹿島との対戦でもシュート数では相手を上回りながらも、勝ちきることができないでいる。FWの巻という絶対的な存在がいながらも、彼の得点は未だ1点。チームとしていかに点を取るのか、それを演出するラストパスの精度など、課題は大きい。それはエスパルスも同じ。磐田や柏と対戦して感じることは、下位にいても決して内容は悪くない。ほんのわずかな差が順位を大きく左右しているだけなのだ。
まず、この試合はホーム・アウスタでの試合だけに受けて立つことだけは避けなければならない。浦和戦のように仕掛けていけば必ずチャンスは来る。恐れずエスパルスらしいアグレッシブなサッカーをスタートからしたい。前節は広島攻撃陣のケアで守勢に回ることが多く、ボールを奪って2トップがキープしても、2列目、3列目からの攻撃参加に時間がかかってしまった。千葉戦では、エスパルスがゲームの主導権を握り、早い攻守の切り替えをしつつ、ポゼッションからも相手を崩して先制点を奪って優位に立ちたい。
雨の日でも、首位が相手でも、遠方でも、どんな状況でも熱い声援を送り続けてくれたサポーターに、この3つのドローが無駄ではなかったと思ってもらうためには、勝点3をプレゼントするしかない。ゴールデンウィーク最後の試合。スタジアムへ応援に来る子どもたちのためにも、オレンジ戦士はとびきりかっこいい憧れの存在として、素晴らしい試合をして締めくくろう。
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Jリーグ ディビジョン1 第10節 vsジェフユナイテッド千葉
2009年5月5日(火祝)アウトソーシングスタジアム日本平 19:00キックオフ
なおこの試合は、SkyPerfecTV!、BSで生中継
公式ケータイサイトでの文字実況
でもお楽しみいただけます。
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公式ケータイサイトでは、長谷川健太監督の試合前日コメントを公開中!!
●エスパルス公式ケータイサイトへのアクセス方法はこちら>>
対する千葉も苦しい状況にいる。今季9節まででわずかに1勝。7得点を挙げているが、失点は13点で現在17位。前節鹿島との対戦でもシュート数では相手を上回りながらも、勝ちきることができないでいる。FWの巻という絶対的な存在がいながらも、彼の得点は未だ1点。チームとしていかに点を取るのか、それを演出するラストパスの精度など、課題は大きい。それはエスパルスも同じ。磐田や柏と対戦して感じることは、下位にいても決して内容は悪くない。ほんのわずかな差が順位を大きく左右しているだけなのだ。
まず、この試合はホーム・アウスタでの試合だけに受けて立つことだけは避けなければならない。浦和戦のように仕掛けていけば必ずチャンスは来る。恐れずエスパルスらしいアグレッシブなサッカーをスタートからしたい。前節は広島攻撃陣のケアで守勢に回ることが多く、ボールを奪って2トップがキープしても、2列目、3列目からの攻撃参加に時間がかかってしまった。千葉戦では、エスパルスがゲームの主導権を握り、早い攻守の切り替えをしつつ、ポゼッションからも相手を崩して先制点を奪って優位に立ちたい。
雨の日でも、首位が相手でも、遠方でも、どんな状況でも熱い声援を送り続けてくれたサポーターに、この3つのドローが無駄ではなかったと思ってもらうためには、勝点3をプレゼントするしかない。ゴールデンウィーク最後の試合。スタジアムへ応援に来る子どもたちのためにも、オレンジ戦士はとびきりかっこいい憧れの存在として、素晴らしい試合をして締めくくろう。
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Jリーグ ディビジョン1 第10節 vsジェフユナイテッド千葉
2009年5月5日(火祝)アウトソーシングスタジアム日本平 19:00キックオフ
なおこの試合は、SkyPerfecTV!、BSで生中継
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結果が出ない歯がゆさを表現した藤本淳吾選手。ホームでエスパルスらしいサッカーを見せるためには、攻撃の中心としてその活躍が欠かせない。