PK戦の末準決勝進出を決めたエスパルス。苦しみながらも結果を残し、元日決戦まであと1試合というところまで来た。だが、この対戦相手がやっかいだ。今季リーグ戦ではアウェイで引き分け、ホームでは最終節で忘れもしない0-3。エスパルスが欲しかったACL出場権をきっちり獲得している。しかも天皇杯史上初の3連覇がかかっている。
トーナメントである以上、勝利が最も大切。ということで、ガンバ大阪のリーグ戦での敗戦試合をチェックすると、名古屋に2敗、鹿島に2敗、横浜FMに2敗、磐田、山形、神戸にそれぞれ1敗ずつしている。これを見ると、名古屋と鹿島は別として、きっちりとした守備からのカウンターには弱い模様。エスパルスがそういうサッカーをする必要はないが、ボールを奪ってからの攻撃という部分で切り返しをいつも以上に意識して攻撃をしかけることは、有効なゴールチャンスにつながりそうだ。体力を惜しまず、兵働昭弘や藤本淳吾が攻撃参加することができれば、ゴールチャンスをより多く生み出すことができるだろう。
注意しなければいけないのは、もし1点リードできたとしても、安心しないこと。ガンバはリーグ戦のデータによれば前半の通算得点は25点だったが、後半はなんと 40点。しかも試合終了ラスト15分が最も得点力が高いのだ。守備陣には特にこの点を念頭に入れて勝負して欲しい。
逆に失点に関しては、前半も後半も立ち上がり15分が最も多い。したがって、エスパルスがホームの利を活かし、うまくゲームに入り、前後半開始20分までをエスパルスの時間帯にすることができれば、必ずチャンスはやって来るだろう。
おそらくここが天皇杯の大一番となるだろう。チームを去る選手も含め、全ての選手にとって、天皇杯優勝という最後の証が大きな糧となるはずだ。来季エスパルスは大きく変化する。チームにとっても歴史のあらたな1ページを開くためにも、天皇杯優勝、そしてアジアへの挑戦は、大きな追い風となるだろう。どんな時もエスパルスや選手を信じ、応援し続けてくれたサポーターのためにも、必ず勝利をもぎ取り、国立に乗り込もう。
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第90回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 準決勝 vs G大阪
2010年12月29日(水)エコパスタジアム 13:00キックオフ
この試合はNHK総合にて生中継、NHK-BSにて録画中継(22:00〜)
公式ケータイサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。
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公式ケータイサイトでは、長谷川健太監督の試合前日コメントを公開中!!
トーナメントである以上、勝利が最も大切。ということで、ガンバ大阪のリーグ戦での敗戦試合をチェックすると、名古屋に2敗、鹿島に2敗、横浜FMに2敗、磐田、山形、神戸にそれぞれ1敗ずつしている。これを見ると、名古屋と鹿島は別として、きっちりとした守備からのカウンターには弱い模様。エスパルスがそういうサッカーをする必要はないが、ボールを奪ってからの攻撃という部分で切り返しをいつも以上に意識して攻撃をしかけることは、有効なゴールチャンスにつながりそうだ。体力を惜しまず、兵働昭弘や藤本淳吾が攻撃参加することができれば、ゴールチャンスをより多く生み出すことができるだろう。
注意しなければいけないのは、もし1点リードできたとしても、安心しないこと。ガンバはリーグ戦のデータによれば前半の通算得点は25点だったが、後半はなんと 40点。しかも試合終了ラスト15分が最も得点力が高いのだ。守備陣には特にこの点を念頭に入れて勝負して欲しい。
逆に失点に関しては、前半も後半も立ち上がり15分が最も多い。したがって、エスパルスがホームの利を活かし、うまくゲームに入り、前後半開始20分までをエスパルスの時間帯にすることができれば、必ずチャンスはやって来るだろう。
おそらくここが天皇杯の大一番となるだろう。チームを去る選手も含め、全ての選手にとって、天皇杯優勝という最後の証が大きな糧となるはずだ。来季エスパルスは大きく変化する。チームにとっても歴史のあらたな1ページを開くためにも、天皇杯優勝、そしてアジアへの挑戦は、大きな追い風となるだろう。どんな時もエスパルスや選手を信じ、応援し続けてくれたサポーターのためにも、必ず勝利をもぎ取り、国立に乗り込もう。
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第90回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 準決勝 vs G大阪
2010年12月29日(水)エコパスタジアム 13:00キックオフ
この試合はNHK総合にて生中継、NHK-BSにて録画中継(22:00〜)
公式ケータイサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。
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公式ケータイサイトでは、長谷川健太監督の試合前日コメントを公開中!!
準決勝の相手は強敵のG大阪。主将の兵働昭弘選手を中心に一丸となって戦い、なんとか元日決戦への切符をもぎ取って欲しい!