ホーム開幕初戦。降りしきる雨の中で、スタンドには新たな決意と試合ができる喜びが広がった。Jリーグと両チームのフラッグは半旗。そして試合前にセンターサークル上に両チームの選手が並び、黙とうを捧げた。被災地を思う気持ちは変わらない。その中でサッカーができる喜び、そして観る喜びをかみしめた。これもまた復興への一歩なのだと実感した。練習試合も含め前節まで、新チームは完封勝利をしたことがなかった。だからこそ、辛勝だろうと、福岡戦での完封勝利は満足はできずとも、守備陣は確かな手ごたえを得た。
第1節の柏戦は自分たちのサッカーがまったくできず、悔しい完封負けとなった。あれから40日余り。オフもほとんどなく、エスパルスは黙々とトレーニングを積んできた。おかげで目指すべきサッカーへのビジョンは頭にインプットされたが、いざピッチの上となると、理想とは程遠かった。そのギャップが選手の悔しさへとつながった。監督でなくとも、選手でなくとも、今のエスパルスに課題が山積していることは理解できる。
福岡戦の試合後、課題は?と問われた小野伸二は「たくさんありすぎてわからない」と答えた。一つひとつ、ピッチの中でできることを探り、苦しみながら、それでも勝点3をもぎ取った。その事実が今は大きな次節への原動力となる。試合をこなして、そして勝つことで得られることもたくさんある。今は我慢し、自分たちを信じて、一試合一試合を大切に戦うしかない。
今回対戦するマリノスは1節で名古屋に引き分け。7節で鹿島に3−0完封と負けなしで2試合を消化している。そして、その特徴を見ると、中央から前線に当てて、こぼれを押し込んでいるケースが多い。一度跳ね返したからと言って油断は禁物。さらに鹿島が13本ものシュートを決めきれなかったのに対し、マリノスはわずか4本中2本を押し込んでいる(3点目はオウンゴール)。この決定力には注意が必要だろう。
アウェイでの戦い、そして決して楽な戦いではない。だが、支えてもらうだけでなく、共に戦うだけでなく、プロとして、応援し支えてくれるサポーターを喜ばせたいという気持ちが選手を真のトップアスリートに成長させようとしている。勝つことで得られる自信が今は大事。勝点3を手土産にホームアウスタに戻って来よう。
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Jリーグ ディビジョン1 第8節 vs横浜F・マリノス
2011年4月29日(金)日産スタジアム 14:00キックオフ
なおこの試合は、SkyPerfecTV!、e2、スカパー光で生中継
公式ケータイサイトでの『LIVEテキスト速報』でもお楽しみいただけます。
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公式ケータイサイトでは、アフシン ゴトビ監督の試合前日コメントを公開中!!
第1節の柏戦は自分たちのサッカーがまったくできず、悔しい完封負けとなった。あれから40日余り。オフもほとんどなく、エスパルスは黙々とトレーニングを積んできた。おかげで目指すべきサッカーへのビジョンは頭にインプットされたが、いざピッチの上となると、理想とは程遠かった。そのギャップが選手の悔しさへとつながった。監督でなくとも、選手でなくとも、今のエスパルスに課題が山積していることは理解できる。
福岡戦の試合後、課題は?と問われた小野伸二は「たくさんありすぎてわからない」と答えた。一つひとつ、ピッチの中でできることを探り、苦しみながら、それでも勝点3をもぎ取った。その事実が今は大きな次節への原動力となる。試合をこなして、そして勝つことで得られることもたくさんある。今は我慢し、自分たちを信じて、一試合一試合を大切に戦うしかない。
今回対戦するマリノスは1節で名古屋に引き分け。7節で鹿島に3−0完封と負けなしで2試合を消化している。そして、その特徴を見ると、中央から前線に当てて、こぼれを押し込んでいるケースが多い。一度跳ね返したからと言って油断は禁物。さらに鹿島が13本ものシュートを決めきれなかったのに対し、マリノスはわずか4本中2本を押し込んでいる(3点目はオウンゴール)。この決定力には注意が必要だろう。
アウェイでの戦い、そして決して楽な戦いではない。だが、支えてもらうだけでなく、共に戦うだけでなく、プロとして、応援し支えてくれるサポーターを喜ばせたいという気持ちが選手を真のトップアスリートに成長させようとしている。勝つことで得られる自信が今は大事。勝点3を手土産にホームアウスタに戻って来よう。
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Jリーグ ディビジョン1 第8節 vs横浜F・マリノス
2011年4月29日(金)日産スタジアム 14:00キックオフ
なおこの試合は、SkyPerfecTV!、e2、スカパー光で生中継
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公式ケータイサイトでは、アフシン ゴトビ監督の試合前日コメントを公開中!!
前節完封に貢献した山本海人選手と平岡康裕選手。決勝点を挙げた大前元紀選手も好調だが油断は禁物だ